【ROAD FC】RYOと暫定王座争うフンが計量失敗、減点&ファイトマネー全額没収で試合実施へ
10月28日(土・現地時間)韓国・ソウルのチャンチュン体育館で開催される『ROAD FC 43』の前日計量が、27日(金・同)に行われた。
メインイベントのミドル級(-84.5キロ)暫定王座決定戦に出場するDEEP同級王者RYO(りょう/39=ランズエンド・ZERO-ONE MAX)は、83.6キロで一発クリアー。しかし、対戦相手のキム・フン(37=韓国)が85.4キロで、リミットを900グラム超過。時間を置いて再計量に臨むも、さらに体重が増加して、リミット1.7キロ超過の86.2キロで計量失敗に。
主催者はフンに対し、ラウンドごとに10ポイント減点(3Rで30ポイント減点)とファイトマネー全額没収のペナルーティーを課して、試合を実施することを決定した。
フンは「体重を落とせなかったことについてお詫びします」とRYOに謝罪し、「明日はメインイベントなので、他のどの試合にも負けないくらい、素晴らしいパーフォーマンスを披露します」とコメントした。だが、RYOは「明日のことについては何も言いたくありません。結果がすべてを示すでしょう」と厳しい表情を見せた。
正規王者チャ・ジョンファンの長期欠場により、行われることになった今回の暫定王座決定戦。RYOはDEEPミドル級戦線で長らく活躍し、2015年10月に同級王座を獲得。昨年12月にROAD FCミドル級王座に一度挑戦したが、TKO負けを喫しており、今回は1年越しの再挑戦となる。
対するフンは2011年に中国のLegend FCで、後のUFCミドル級暫定王者ロバート・ウィテカーに一本勝ちしたこともある実力者。今年7月のROAD FCでは、約2年ぶりの復帰戦でありながら、元DEEPミドル級&元ROAD FC同級王者・福田力をTKOに下している。
計量オーバーの失態を犯したフンにRYOが鉄拳制裁を下すか。後は試合開始のゴングを待つのみとなった。
●編集部オススメ
・DEEP王者RYOが延長戦の末にTKO負け、王座獲得ならず
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