【GLORY】挑戦者マチャドが王者ヴァキトフを挑発「目が怯えている」=前日計量
10月28日(土・現地時間)フランス・リヨンのパレ・デ・スポールで開催される『GLORY 47 Lyon and GLORY 47 SuperFight Series』の前日計量が、27日(金・同)に行われた。
メインイベントのライトヘビー級(-95kg)タイトルマッチで、2度目の防衛戦に臨む王者アルテム・ヴァキトフ(26=ロシア)は、94.2kgでクリアー。対する挑戦者アリエル・マチャド(ブラジル/GLORYライトヘビー級2位)も93.7kgでパスした。
計量を終えた両者は、“K-1の番長”ことジェロム・レ・バンナが立ち会う前で、フェイスオフ(対面)撮影。司会者からマイクを向けられたマチャドは、「次のチャンピオンは俺だ。気分はとても良いよ。彼(ヴァキトフ)は目が怯えているぜ。明日は十分気を付けろよ」とヴァキトフを挑発。
これを受けてヴァキトフは、「明日は素晴らしい試合とテクニックを見せることができるだろう。アリエルは素晴らしいファイターだが、勝つのは俺だ。ベルトは俺のものなんだ」と応じた。
ヴァキトフは2013年6月からGLORYに参戦。昨年3月にサウロ・カバラリを判定で破り、ライトヘビー級王座に就いた。11月には暫定王者ザック・ムウェカッサをTKOに下し、王座統一&初防衛に成功。GLORY戦績は7勝(3KO)1敗とし、2015年11月から4連勝中と好調を維持する。
対するマチャドは昨年7月からGLORYに参戦。デビュー戦を勝利で飾るも、その後はジネディーヌ・ハウメールレインにKO負け、ユスリー・ベルガロウイに判定負けで連敗。だが、今年2月に次期挑戦者決定トーナメントに出場すると、準決勝でハウメールレインにTKO勝ちでリベンジを果たし、決勝でダニョ・イルンガを判定で下して優勝した。
共に勢いのある王者ヴァキトフと挑戦者マチャドが争うタイトルマッチ。後は試合開始のゴングを待つのみとなった。
他にも今大会では、共に新生K-1出場経験を持つマサロ・グランダー(23=オランダ/GLORYフェザー級15位)とディラン・サルバドール(24=フランス/GLORYフェザー級6位)が、フェザー級(-65kg)ワンマッチで激突する。
計量はグランダーが64.9kg、サルバドールが65.0kgでクリアーした。
グランダーは今回で4度目のGLORY参戦となるが、ここまでの戦績は1勝2敗。前回の試合出場は9月のオランダ大会で、シュートボクシングS-cup65kg世界トーナメント2016覇者ザカリア・ゾウガリーを相手に、GLORYフェザー級ホープ対決に臨むも判定負け。今回が再起戦となる。
対するサルバドールは、19歳の時にサイヨーク(2008年から2012年にかけて欧州で無敵を誇ったタイの強豪)とゲーオ(元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)を破った実力者だ。
GLORYデビュー戦となった昨年12月のフェザー級トーナメントでいきなり優勝したが、今年に入ってからはシッティチャイ・シットソンペノーン(GLORYライト級王者&元ルンピニースタジアム・ウェルター級王者)と、セルゲイ・アダムチャック(元GLORYフェザー級王者)に連敗中。グランダーと同じく、今大会で復活を目指す。
PHOTOS(C)James Law, GLORY Sports International
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