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【Krush】久保賢司「ベルトよりも寺戸伸近を完全に破壊したい」

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2017/11/02(木)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

寺戸に対して憎しみを持つ久保は過激発言を連発

 11月5日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.82』で、Krush -55kg王座に挑戦する久保賢司(28=K-1ジム五反田チームキングス)の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。

 相手の王者は2度目の防衛戦となる寺戸伸近(37=Booch Beat)で、今回は3度目の対戦となる。初対戦は2010年3月のKrush後楽園大会で、この時は寺戸が1R2分26秒でKO勝ち。2度目は今年4月の「第2代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」準決勝で、久保が2R3分6秒、KO勝ちしている。

「ずっと復讐心があり『こいつだけは絶対にぶっ飛ばしてやる』と思っていました。それで4月のトーナメントの準決勝でKOして自分の中でスッキリしていたんですよ、もう借りを返したなって」

 今回のタイトルマッチのオファー時に、宮田充K-1プロデュ―サーから「寺戸がやりたいと言っている」と聞いたという久保。

「『あれ?』と思いました。最初は寺戸を仕留めきれなかった自分に対して虚しくなりました。でもそこから段々と気持ちが変わってきて、だったらもう一回叩き潰してやるよと。もう二度と『僕と戦いたい』なんて言えないぐらい潰してやろうと思いましたね」

記者会見では狂気の笑顔を浮かべながら「寺戸伸近をここで終わりにしたい」と発言

 9月に行われたカード発表の記者会見では、寺戸から「全く怖さを感じなかった。自分がKrushで対戦してきた選手のほうが怖かった」と格下扱いを受けた。

「『あ、なんだ、こんな風に思っていたんだ』と思いましたね。完全に終わらせてやったというのは自分の独りよがりだったんだと。次は二度と立ち上がることが出来ないぐらいに破壊してやろうと思いましたね」

 危険な発言が繰り返されるが、4月のK-1でも「ただ欲だけで3人ぶっ飛ばそうとだけ思っていた」という。

「今までは目立ちたがり屋というか、お客さんに魅せることも意識して試合をしていました。けど前回はそういうものが一切なくて、ただ自分の好きに戦うことが本当に快感で。確かに決勝ではやられてしまいましたけど、合法的に人を殴って蹴るのは凄く楽しいなっていうのがありました」

 そんな自分の気持ちに素直に従い「『もうこいつとは関わりたくない、リングに上がるのも怖い』そう思わせるくらい寺戸伸近の心も体も完全に破壊しつくしたい」と語る。

 しかし「それならベルトやタイトルへの欲よりも早く寺戸選手を殴りたいという欲の方が上ですか?」と尋ねると「それもニ番目ですかね」という。

「一番は僕に一度倒されているのに、まだあんなに元気にしている寺戸伸近を潰してやるっていう、それだけですね。今回の試合はそれだけしか考えていません」と終始危ない発言のままインタビューを終えた。

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●編集部オススメ

・久保の「完全に破壊してやる」との挑発に寺戸も「上等だよ、この野郎」

・寺戸が準決勝で力尽きる、久保が打ち合い制してKO勝ち

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