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【ベラトール】元UFCのベイダーが初防衛へ自信「自分は経験が豊富だ」

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2017/11/04(土)UP

初防衛戦のライトヘビー級王者ベイダー(左)と挑戦者ヴァッセル(右)

 11月3日(金・現地時間)アメリカ・ペンシルベニア州ユニバーシティパークのブライスジョーダンセンターで開催される『Bellator 186』の前日計量が、2日(木・同)に行われた。

 メインイベントのライトヘビー級(205ポンド=約92.99キロ)タイトルマッチで初防衛戦に臨む王者ライアン・ベイダー(34=アメリカ)は、204.5ポンド=約92.76キロで計量パス。対する挑戦者リントン・ヴァッセル(34=イギリス)も204.6ポンド=約92.80キロでクリアーした。

 先にマイクを向けられた挑戦者ヴァッセルは、「イギリスで練習していた時にはトレーニングパートナーに恵まれていなかったが、今は世界のベストと練習ができている。どちらが真の王者なのかが、これで分かるだろう」と笑顔も交えてコメント。

 迎え撃つ王者ベイダーは「 前回の試合は(ベラトールの)ケージがどのような感じなのかも、あまり分かっていなかった。でも、今はしっかりと地に足が着いている感じがして問題ないね。自分は経験が豊富だし、名の知れたMMAファイターたちとも戦ってきた。ベルトを守って、良い試合をするよ。やってみるさ」と、自信に満ちた表情で意気込みを語った。

 ベイダーはUFCのライトヘビー級戦線で、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、ラシャド・エヴァンス、オヴィンス・サンプルー、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラといった強豪から勝利を上げるなど、トップファイターとして活躍。昨年11月にUFCとの契約を満了し、ベラトールに移籍を果たした。

向き合って火花を散らすベイダー(左)とヴァッセル(右)

 移籍1戦目となった今年6月のニューヨーク大会で、いきなりライトヘビー級王者フィル・デイヴィスに挑戦。デイヴィスはUFC時代に一度勝利している相手であったが、判定2-1の接戦で退けて王座奪取に成功した。

 対するヴァッセルは2013年11月からベラトールに参戦し、現在までの戦績は7勝2敗。2014年10月には一度、ライトヘビー級タイトルに挑戦したが、エマニュエル・ニュートンに一本負けし、王座獲得を逃している。

 その後、2015年9月にキング・モーに判定負けして2敗目を喫したが、以降は3連勝と好調を維持。今年5月の大会では、元ライトヘビー級王者リアム・マギリーから一本勝ちを収めている。

 ベイダーが初防衛に成功するか、ヴァッセルが約3年越しの王座挑戦で戴冠を成し遂げるか。後は試合開始のゴングを待つのみとなった。

PHOTOS(C)Bellator MMA

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