【K-1】K-Jee「動きの遅いヘビー級にスピードで勝つ」
11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~初代ヘビー級王座決定トーナメント~』で、初代ヘビー級王座決定トーナメントに出場する、K-Jee(27=K-1ジムFUKUOKA小比類巻道場)の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。
K-Jeeは昨年にスーパー・ウェルター級からヘビー級へと転向すると、減量苦から解放されて本領発揮。8月6日のKrushでは高萩ツトムを1R1分59秒でKOしたヘビー級のホープだ。戦績は13勝(10KO)6敗。身長185㎝。
対するアントニオ・プラチバット(24=クロアチア)は今回が初来日。旧K-1の第1回大会でヘビー級トーナメントを制して初代王者(1993年)となったブランコ・シカティックの推薦選手。身長196㎝で戦績は10勝(8KO)1敗。ボクシングスキルが高く、コンビネーションを交えたパワフルなファイトスタイルだという。
今回の出場メンバーではプラチバットが一番の強敵だと言うK-Jee。「すごく身体能力の高い選手で、パンチの選手かなって思います。ただ身体能力はスゴいんですけど、その分隙はあるな」と語る。
ロエル・マナートも油断ならないとも言う。「ロエルは一度ジムに来たことがあって、スパーをやりました。あの時はロエルもまだ小さかったですけど、強いなと。でも強い外国人に勝っていかないといけないのがヘビー級なので」と警戒しながらも動じる様子は無い。
1年前に階級を上げたK-Jeeにとって「ヘビー級の方が戦いやすい」と言う。「相手が大きいので動きが見やすいんですよ。スーパー・ウェルター級時代は相手の回転力やスピードに対して、自分のディフェンスが追い付いていませんでした。今はそれがなくて、しっかり相手のことが見えてます」
ヘビー級は動きが遅い。「逆に僕はスーパー・ウェルター級時代より筋肉を付けられるので、速く動けるようになっている」と有利さを感じているという。
K-Jeeは日本人4選手の中では一番若い。「今回はヘビー級の世代交代だと思ってます。今までは僕以外の3選手が頑張ってきたので、これからは僕が引っ張っていきます。いつまでもヘビー級=上原・KOICHIとは言わせないし、僕がトーナメントを優勝して世代交代を証明します」と熱く語った。
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