【K-1】「勝てる確率は1割もない」のに平本がゲーオに挑戦した理由
11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~』の一夜明け会見が、24日(金)都内にて行われた。
2016年6月に敗れたKrush -63kg級王者・佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)へのリベンジを達成した平本蓮(K-1ジム総本部チームペガサス)は、「昨日は凄く強い選手と身に染みて分かっていたので苦しい試合になると思っていた。あの展開にもなるなと思って練習もしていて、自分の苦手なことを練習でやってきたのであの苦しい場面でそれが出たので一段階成長できたと思います」と、成長を感じられたようだ。
「作戦は2パターンあったが、1Rは様子を見てどっちかに決めようと思っていました。2Rからペースを上げてくると思ったので、そこは相手のペースに乗った方が勝てるかなと思った。僕がもらい始めた時に相手のリズムが良くなっていったので、僕が攻撃をもらえばもらうほど相手は隙が出来ると思った。一瞬でも隙が出来ればそこが勝負と思っていました。
簡単に言えば相打ちを狙ったんです。1Rが終わってすぐに決断しました。これでいこう、と。勝つ確率は50でいい、勝つか負けるか分からないけれど、試合前にその練習をやっておいたんです。たくさんパンチをもらうだろうなって練習している時に思っていました。右ストレートと左フックは連発より単発の方が隙があれば入ると思っていた」と、一か八かの勝負を挑んだことを明かす。
また、試合後には2018年3月21日(水)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』で、ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックス)と戦いたいとアピール。その理由を聞かれた平本は「一番大きな大会なので無謀なことをしてみたい」と意外な理由を語る。
「僕の中ではK-1チャンピオン=ゲーオだとずっと思っていた。勝てる確率は1割もないと思うが、自分の中で追い込まれれば追い込まれるほど強くなれると思っています。これならいけるという作戦はずっと前から考えていたのがある。どうせやるなら無謀なことに挑戦していきたい。無謀な試合をしていきたいと思っています。強い人と試合をするたびに強くなれると思うし、昨日も1年前とは比べものにならないほど強くなっていた」と、強くなるために巨大な壁に挑みたいと話した。
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