【DEEP JEWELS】ギャビ・ガルシアと戦った中倉を迎え撃つ奈部「圧倒的な強さ見せたい」
12月3日(日)東京・新宿FACEにて開催される女子総合格闘技『DEEP JEWELS 18』のセミファイナルで対戦する、奈部ゆかり(パラエストラ柏)vs中倉百合花(フリー)両者のコメントが主催者を通じて届いた。
奈部は高校時代に柔道で富山県大会優勝、インターハイでベスト8の実績を持つ。その後は国際武道大学に進み、2年生の時には韓国龍仁大学校に柔道留学している。MMAではアマチュア修斗全日本選手権のバンタム級で優勝し、昨年8月のDEEP JEWELS大会でプロデビュー。杉山しずか、村田夏南子といったビッグネームとの対戦を経験している。
奈部は「写真でしか見てないのですが、フィジカルが強そうな選手だなと思いました。埼玉の強豪校出身の柔道家と書いてあったので、正直ビビっています。パンチは強いと思いますし、組みも寝技も、スタミナもありそうで恐ろしいなと思います」と弱気な発言をしたかと思えば、「まずは勝ちにこだわりたいです。魅せる試合もしたいと思いますが、まずはしっかりと勝ち星を獲りにいきたいと思います。コイツとは戦いたくないと思われるような圧倒的な強さをみせたいです」と、超強気な発言も。
また、「ほかの選手のように入場も派手じゃないし、選手としての華も無いですが…強いて言うなら今回コスチュームを新調します」と、コスチュームを見どころのひとつとしてあげた。
対する中倉はDEEP JEWELSの前身であるJEWELS時代から出場しており、キャリア12年の柔道をベースとした寝技で2連勝。DEEP JEWELSでは杉山しずかと対戦して判定負けを喫している。また、寝技世界一決定戦と呼ばれる『ADCC』の2013年世界大会女子+60kg級に出場(アジア予選では優勝)し、あのギャビ・ガルシアと1回戦で対戦したことも。
中倉は「子どもを出産し、3年ぶりの復帰戦なので、観てくれる方々の印象に残る試合をしたいと思います。勝ち方にはこだわらず、どんな形でも勝ちにいきたいと思います」と復帰戦に意気込み、「私が好きなことに挑戦できるのは本当に周りの人々のおかげだと思っています。夜の練習は遅くなるので、母が娘を預かってくれます。夫は練習・家庭のこと、いろいろなことをサポートしてくれます。コーチや先輩、仲間には本当に恵まれています。母親になった今もこんなふうな生き方ができるのは本当にまわりの人々のおかげで、幸せだなと思います。だからこそ、勝ちたいです」と、サポートしてくれる周りの人たちへの恩返しの意味でも勝ちたいという。
対戦する奈部については「実績もあるし、前に出てくるスタイルで心身共に強いと思う」と評し、「今の自分の実力を全て出したい。とにかく盛り上がる試合にしたい」と語った。
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