【GLORY】グレゴリアンとサワーを破ったムエタイ最強戦士のV3防衛戦が決定
2018年2月16日(金・現地時間)アメリカ・イリノイ州シカゴのイリノイ大学シカゴ校にて開催される『GLORY 50』の対戦カードが発表された。
GLORYライト級(-70kg)王者シッティチャイ・シッソンピーノン(26=タイ)が、同級2位クリスチャン・バヤ(26=アンゴラ)の挑戦を受けて、3度目の防衛戦に臨む。
シッティチャイは-70kg級世界最強の呼び声も高いムエタイ戦士で、ムエタイ二大殿堂のひとつ、ルンピニースタジアム認定ウェルター級王座を獲得した実績を持つ。現在はタイ国外でキックルールの試合を重ね、中国の『Kunlun Fight』では2015年1月にK-1 WORLD MAX 2005・2007世界王者アンディ・サワーを破り、ミドル級トーナメントを制覇するなど活躍している。
GLORYには2015年6月のライト級コンテンダー(次期挑戦者決定)トーナメントで初参戦し優勝。同年11月に当時のライト級王者ロビン・ファン・ロスマレンに挑戦するも、判定負けで王座獲得は逃した。この試合は判定を不服と見た観客から大ブーイングが起きるほどであった。
しかし、昨年4月に再びトーナメントに参戦し、決勝で当時K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のマラット・グレゴリアンを破って王座挑戦権を獲得。同年6月にロスマレンにリベンジを果たして新王座に就いた。その後もグレゴリアンとディラン・サルバドールの挑戦を退け、2度の防衛に成功している。GLORY戦績は7勝(2KO)1敗。
挑戦者のバヤはオランダの名門マイクスジムに所属。2015年8月にシュートボクシング世界スーパーライト級(-65kg)王座決定トーナメントで来日した経験を持つ。大会直前に交通事故で欠場となったザカリア・ゾウガリーに代わって急遽の参戦であったが、準優勝を収めた(1回戦でタップロン・ハーデスワークアウトにKO勝ち、決勝で鈴木博昭に判定負け)。
また、昨年11月のGLORYデビュー戦も僅か5日前のオファーを受けてのものであったが、上位ランカーのジョシュ・ジョンシー相手にダウンを奪って勝利。今年6月にライト級コンテンダートーナメントの出場選手に抜擢されると、決勝でマサロ・グランダーを破って優勝した。GLORY戦績は無傷の4戦全勝(1KO)。
シッティチャイが最強の実力を見せつけ防衛記録を伸ばすか。バヤが無敗の勢いそのままに王座を奪取するか。タイトルマッチを制するのは果たしてどちらか。
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