【K-1】廣野祐「完成されたスタイル」で日菜太戦に臨む
12月27日(水)東京・後楽園ホールにて開催の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~SURVIVAL WARS 2017~』に出場する、初代Bigbangスーパーウェルター級王者・廣野祐(NPO JEFA)のコメントが主催者を通じて届いた。
廣野は初代REBELS70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)と、第2代K-1スーパー・ウェルター級王者チンギス・アラゾフ(ベラルーシ)への挑戦者決定戦を争う。日菜太とは2014年10月にREBELS70kg級タイトルマッチで対戦し、判定1-2で惜敗しており今回は再戦となる。
日菜太と言えば左ミドルキックをはじめとする蹴りを得意にしているが「僕もそんなイメージかと思っていたんですけど、実際やってみてパンチが強くびっくりした」という。 「今回は3Rなので、向こうも倒しにくるでしょうし、早い展開になると思うんですよね。お客さんが見ても分かりやすい展開になるんじゃないかなと思います」と、噛み合う試合になることを予想する。
廣野は6月の第2代K-1スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントでは一回戦でサニー・ダルベックにTKO負け。ヒザ蹴りのカット(出血)によるドクターストップだったが、ダルベックを攻め込む場面もあった。
「今までの試合の中ではチャレンジ出来たほうで、お客さんにも前の自分とは違うように映ったと思います」と手応えは感じていたようだ。
攻め込んだ戦いをしたことについては「チャレンジしたことは間違っていないような気がします。だからたかだか一回のミスでそのチャレンジを否定するのはナンセンス。あれから練習でもチャレンジをテーマにやっていて、今回も失敗することはあるかもしれない。けれど失敗を恐れずに、状況に応じてリスクを負わないリスクを考えてチャレンジしていきたいなと思っています」と、前回にも増してアグレッシブな戦いをするという。
今回日菜太に勝ち、さらにアラゾフの持つベルトを獲りに行く。壁は高いように見えるが「ダルベック戦の時点では自分のスタイルは完成していなかった」と言う。
「まだ完成途中のものが世に出てしまったというか、完成が間に合わなかったんですよね。あれから時間も経って、間違いなく理想のスタイルに近づいていると思うし、6月よりも完成されたスタイルを12月には見せられると思います。是非みなさん僕に期待していてください」と自信に裏打ちされた、静かな闘志を燃やしていた。
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