【RIZIN】堀口恭司、バッティングで意識飛んでいた
2017年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』で、「RIZINバンタム級トーナメント」優勝を果たした堀口恭司(アメリカン・トップチーム)。
7月のトーナメント1回戦では所英男を1RでKO、12月29日の2nd ROUNDではガブリエル・オリベイラも1RでKOに破り、この日行われた準決勝ではマネル・ケイプの高い身体能力に手を焼いたが3Rに肩固めで一本勝ち。そして決勝戦ではパンクラス・バンタム級王者の石渡伸太郎を2RでKOして見せ、全試合完全決着でトーナメントを制覇した。
大会終了後、堀口は「ハプニングもあってヤバいかなと思ったこともあったんですが、しっかり有言実行できてよかったかなと思います」と、優勝候補としてしっかり優勝出来たことにほっとした様子。
「ケイプは思っていた以上に打たれ強く、何発もカウンターが入っているのに倒れなくて、打撃だけでなくテイクダウンも狙ってきてオールラウンドな選手だと思いました。グラっとするのにすぐに立て直してきて凄かった。危ないと思ってテイクダウンに行きました。最後はしっかり極めに行きました」と、ケイプとの準決勝を振り返る。
この試合ではバッティングを受けて試合が中断する場面もあったが、「完璧に(意識が)とんでいました。RIZINのレフェリーさんが凄いなと思いました。あそこで止めてくれたから、今の自分がある」と、バッティングで堀口が倒れた直後にケイプの追撃をストップしたレフェリーを絶賛。もしバッティングを見逃すか、止めるタイミングが遅ければ追撃をもらって大きなダメージを受けていたかもしれない。
さらに、再開後の意識が朦朧としているところでケイプのパンチをもらって右目上から流血。「決勝戦前に4針縫いました」と、決勝の試合前に縫合したと打ち明ける。
決勝戦に関しては「石渡選手は打たれ強いと知っていたので、(1Rにパウンドで追い込みながら逃げられても)気持ちが落ちたというのはなかったですね。最後のカウンターのストレートは狙っていました」と、過去1度対戦しているだけに戦いやすかったようだ。
今後に関しては「階級はバンタム(61.0kg以下)でこのままでいこうかなと思っています」(以前は56.7kg以下のフライ級)相手は誰とかはないです」と誰とでも戦うとの姿勢。「試合があればどんどん出ていきたい。そのためにRIZINに来たので」と、積極的に試合を行っていきたいという。
また、那須川天心とのキックボクシングルールでの対戦もプランとして上がっており、堀口も「日本の格闘技が盛り上がるならやります。2018年でも全然やります」と、ファンが望むなら戦うと話した。
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