【ボクシング】初防衛の木村翔、お部屋探しに胸膨らむ。バイトの継続は未定
都内の高田馬場にある青木ボクシングジムでは、大晦日のトリプル世界戦のうち、WBO世界フライ級王座の初防衛に成功した木村翔(29=青木)の一夜明け会見が1日、行われた。
昨年7月に上海で中国のスーパースター、五輪連覇のゾウ・シミン(中国)から逆転の11回TKO勝ちで王座をさらった木村。だが期待度の低いアウェイ戦だったことと、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者だった内山高志氏の引退会見とタイミングが重なってしまったため、マスメディアの取りあげ方が小さくなってしまった不運がある。
31日の初防衛戦では、元WBC世界フライ級王者でアテネ五輪唯一のボクシング日本代表、五十嵐俊幸(五十嵐俊幸)が相手だったのは、ゾウ戦の番狂わせが本物であったことを証明する十二分だったが、またしても井岡一翔の引退会見と重なった。
だが、木村の周囲は劇的に変化していた。昨夜は知り合いから届く祝福のメッセージで、携帯の電池が「気付いたら切れていた」という。
前回の試合以降、中国での“シンデレラマンぶり”は変わらず、31日の試合にも同国の関係者が多く関心を寄せた。今後の試合相手は前王者ゾウ陣営がまだ握っているが、別の中国人プロモーターからも様々なプランが持ちかけられているという。
当の木村はどちらかといえば日本での評価を高めたい様子。今回の中継局がTBSだったことから、「次に勝ちたい相手はオールスター感謝祭での森脇健児さん。SASUKEも出るんだったら徹底的に練習しますよ」を会見に姿を見せた同局関係者に売り込みまくってみせた。
また、初防衛したことで酒屋の配達のバイトを継続するかについては未定というが、現在の5畳1Kの部屋からの引越しはほぼ決めていて「高層マンションは難しくても、せっかくなら 夜景のきれいなところに引っ越したい」と期待に胸を膨らませた。
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