【ROAD FC】47歳の王者マイティ・モー、3度目の防衛戦が決定
3月10日(土・現地時間)韓国・ソウルのチャンチュン体育館にて開催される総合格闘技イベント『ROAD FC 046』のメインイベントが、無差別級タイトルマッチに決定した。
王者マイティ・モー(47=アメリカ)がミョン・ヒョンマン(32=韓国)の挑戦を受けて、3度目の防衛戦に臨む。
両者は2016年4月のROAD FC無差別級トーナメント・準決勝で一度対戦しており、その時はモーがネック・クランクを極めて3Rで一本勝ち。今回は約2年ぶりの再戦となる。
モーは“怒濤のサモアンフック”の異名で活躍した元K-1のヘビー級ファイターで、2007年3月のHERO’SからMMA(総合格闘技)に本格転向。2013年9月にはアメリカでUFCに次ぐ規模を誇るベラトール(Bellator MMA)に初参戦し、3勝1敗の好戦績を残した。
2015年10月からROAD FCに主戦場を移し、同年12月から開幕した無差別級トーナメントに参戦。1回戦でベテランのチェ・ムベに初回TKO勝ち、準決勝でヒョンマンに一本勝ち、決勝でチェ・ホンマンに初回KO勝ちを収めて優勝を飾り、初代ROAD FC無差別級王者となった。さらにカルロス・トヨタとカン・ドングクの挑戦をいずれもKO勝ちで退け、2度の防衛にも成功。現在ROAD FCで無傷の6連勝中で、47歳の現在もなお豪腕健在ぶりを示している。
挑戦者のヒョンマンもムエタイをベースに持つ強打者で、2013年3月からMMAに転向。身長190cm、体重120kgの恵まれた体格を生かし、2015年10月のプロ3戦目からROAD FCで活躍している。また、2016年9月にRIZIN無差別級トーナメントに出場し、1回戦でミルコ・クロコップと対戦したことでも知られる(試合はヒョンマンが1Rで一本負け)。
昨年はROAD FCで2勝(2KO・TKO)1ノーコンテストの戦績を収め、昨年8月のクリス・バーネットとの再戦では、強烈な右フックを叩き込み2RでKO勝ち。この年のノックアウト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれる活躍を見せた。
47歳にして王者に君臨するモーがヒョンマンを返り討ちにして防衛&連勝記録を伸ばすか。ヒョンマンがモーとのリベンジマッチを制して王座奪取&世代交代を果たすか。完全決着必至の一戦となる。
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