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【Krush】王座挑戦前に40歳を迎える山内、ベテランらしさで勝負

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2018/01/11(木)UP

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4度目のKrush -70kg王座獲りに挑む山内

 1月27日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.84』で、Krush -70kg王者ジョーダン・ピケオー(オランダ)に挑戦する山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)のコメントが主催者を通じて届いた。

 山内は2002年1月プロデビューでキャリア16年、戦績は50戦を超えるベテラン選手。これまで全日本スーパーウェルター級王座、WBCムエタイ日本同級王座に就いているが、Krush -70kg王座獲りにはこれまで3度挑み、1度目は初代王座決定トーナメント決勝戦で健太、2度目は当時の王者・城戸康裕、3度目も当時の王者・中島弘貴に敗れ獲得には至っていない。

「試合の話を受けた時は驚きと『来たか』という気持ちの半々でしたが、現役でやっている以上、目指すところはチャンピオンなので、焦りはありませんでした。ベルトに挑戦したい、絶対にベルトを巻きたいという思いはずっとフツフツとあるので、そのタイミングが今だったんだなと思いました」と山内。

山内得意の横蹴り

 王者ピケオーについては「初来日以来、安定しているし、ムチャクチャ強いと思います。やっぱり普通に、よーいドンでやったら敵わないと思うので、相手が思わないような攻撃、なおかつイヤな攻撃をコツコツ積み重ねていけばチャンスが来るんじゃないかなっていうイメージで練習しています。自分より背が大きい選手というのもあまりいないので、今回はそういう意味でもいつもと違うんじゃないかなと思います」と、ベテランならではのインサイドワークで勝負するという。

 4度目のタイトル挑戦については、「ベルトが欲しいっていうのはもちろんありますけど、いつも言うのは凄くたくさんの人が僕を応援・サポートしてくれて、僕は本当に周りに助けられています。僕にはその人たちを喜ばせたいとか一緒に喜びたいという想いがあります。Krushのベルトを獲って、それを巻いてみんなに会えたらすごく嬉しいし楽しいだろうなって。それを想像するだけで元気が出るし、練習も頑張れます」と、周りの人たちを喜ばせたいと話す。

 1月25日には40歳を迎える山内。「過剰に緊張してもしょうがないし、もう長くやっていてタイトルも挑戦4回目なので、いい意味で緊張し過ぎず、緊張している自分も楽しんで、山内佑太郎のペースで練習してケアをして、たまに息抜きをして試合を迎えられたらと思っています」とベテランらしい言葉で締めくくった。

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