【クンルンファイト】ブアカーオをコンゴの剛腕ファイターが襲う
2月4日(日・現地時間)中国・貴州省の省都・貴陽(コイヤン)で開催される『KUNLUN fight 69』に出場する元K-1 MAX世界王者ブアカーオ・バンチャーメーク(35=タイ、K-1時代はブアカーオ・ポー.プラムック)の対戦相手が変更になった。当初は中国のスーパースター、フー・ヤフェイと対戦予定だったが、フーの欠場が決まり、スペイン在住のコンゴ人、ナヤネシュ・アイマン(29)と対戦することになった。
ナヤネシュはコンゴ民主共和国の首都キンシャサ生まれ。“キンシャサの奇跡”と呼ばれたモハメッド・アリとジョージ・フォアマンの伝説の激闘が1974年に行われた場所だ。
ナヤネシュはK-1 WORLD GPで3度優勝したピーター・アーツらを育てたオランダの名門チャクリキジム本部でも練習していたことがあり、パンチもキックもヒザ蹴りも強烈なパワーファイターで、KOを量産している。
2017年8月27日に中国・青島で行われた『KUNLUN fight 65』でブアカーオの弟子のスーパーボーン・バンチャーメーク(27=タイ)に微妙な判定で敗れて以来、スーパーボーンの師匠のブアカーオに対戦要求をしていた。スーパーボーン戦でも強烈なジャブやストレート、アッパー、フックを叩き込んでグラつかせ、スーパーボーンを苦しめていた。歴戦の勇者ブアカーオにとっても、かなりの強敵と言えそうだ。
最近はUFCでも、カメルーン出身のフランシス・ガヌーが元K-1王者アリスター・オーフレイムや元UFCヘビー級王者アンドレイ・アルロフスキーをアッパー一発で連続1R KOし、1月20日の『UFC 220』で王者スティーペ・ミオシッチに挑戦することが決まっている。クンルンファイトでも、アフリカン・パワーが炸裂するか?
なお、今大会ではMMAマッチも行われ、OUTSIDERや修斗で活躍した”最強保育士”秋山翼(34=毛利道場)が、ジャン・メイシュァン(中国)と対戦する。ジャンは3連勝中で、今回オスカー・スアレスとフライ級王座決定戦を行うはずだったが、スアレスの欠場により、代打・秋山とノンタイトル戦を行うことになった。
ジャンは、パラエストラ東京の児玉己吏人(こだま きりひと)に一本勝ち、OUTSIDER出身の”戦うロックンローラー”土橋正春にはTKO勝ち、伊達聡 (Team DATE)に判定勝ちするなど5人の日本人を倒している”日本人キラー”だ。秋山が日本人として初めてジャンを倒す男になれるのか? こちらも注目だ。
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