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【ベラトール】チャンドラーの王座挑戦が決定、10カ月ぶりのリベンジマッチに

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2018/02/02(金)UP

立場を入れ替えての再戦となる王者プリムス(左)と挑戦者チャンドラー(右)

 アメリカのMMA(総合格闘技)団体『Bellator(ベラトール) MMA』は、4月13日(金・現地時間)にアメリカ・ミズーリ州セント・チャールズのザ・ファミリー・アリーナにて開催するナンバーシリーズ大会(ナンバーは未定)で、ライト級タイトルマッチを行うことを発表した。王者ブレント・プリムス(31=アメリカ)が前王者マイケル・チャンドラー(32=同)の挑戦を受けて、初防衛戦に臨む。

昨年6月の初対決の模様。チャンドラー(右)の負傷した左足をプリムス(左)は右ローで攻め立て、ドクターストップに追い込んだ

 両者は昨年6月のニューヨーク大会で、今回とは逆の立場で一度対戦している。チャンドラーはこの試合が2度目の王座防衛戦であったが、試合開始早々にプリムスの右ミドルをガードした際に左足首を捻って負傷。まともに立っていられない状態になりながらもチャンドラーは右ストレートでダウンを奪うなど奮闘したが、最後はドクターチェックで試合続行不可能となり、1R2分22秒TKO負けで無念の王座陥落となった。

レスリングをベースに持つチャンドラー(左)。パワフルなスープレックスで元UFC王者ヘンダーソン(右)を投げたことも

 チャンドラーは2011年11月に、現在UFCで活躍するエディ・アルバレスを破って王座を獲得。2013年11月に迎えた3度目の防衛戦で、アルバレスにリベンジを許し王座から陥落したが、2016年6月にパトリッキー・フレイレをKOで下して王座返り咲き。同年11月には元UFC世界ライト級王者ベンソン・ヘンダーソンから判定勝ちを収め、王座防衛に成功していた。

 プリムスに敗れて王座から陥落した後、チャンドラーは今年1月に再起戦に臨み、寝技の強豪ゴイチ・ヤマウチに大差の判定勝ち。王座返り咲きに向けて、復活を存分にアピールしている。

チャンドラー絶対有利の下馬評を覆し、涙の初戴冠を果たしたプリムス

 一方、下馬評を大きく覆すかたちで王座獲得を果たしたプリムスだが、チャンドラー戦以降は試合に出場しておらず、今回の初防衛戦が10カ月ぶりの実戦だ。これまでの試合出場も年1回ペースと多くはないが、それでも戦績は2010年9月のプロデビューから8戦全勝と無敗を誇る。ベラトールには2013年9月のプロ2戦目から参戦中。

 チャンドラーがリベンジ&王座奪回を果たすか。それともプリムスが返り討ちにするか。大一番での再戦となる。

PHOTOS(C)Bellator MMA

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