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【訃報】極真の猛者・佐藤俊和氏が死去、熊殺しウィリーとの激闘も

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2018/02/05(月)UP

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極真空手の全日本選手権大会史上、初めて地方支部所属の選手として優勝した佐藤俊和氏が永眠 photo=(C)新極真会shinkyokushinkai

 2月3日夜、劇画「空手バカ一代」や映画「地上最強の空手」などにも登場した空手家・佐藤俊和氏がすい臓がんのため死去した。70歳だった。

 昨年の春ぐらいまで道場の指導をしていたが、体調を崩し、昨年10月の秋田県大会では100kg近くあった体重が72kgまで落ちていたと言う。

 佐藤氏は1976年の極真空手・第8回全日本空手道選手権大会王者で、現・新極真会・秋田本庄道場・師範。
 
 選手時代は佐藤勝昭、添野義二、東孝、二宮城光、富樫宜資、ハワード・コリンズらの強豪をことごとく打ち破った。
 選手時代から事業家としても活動。秋田県本庄市議会議員に当選したばかりの31歳のとき、1979年の第2回世界大会に出場し、全盛期の“熊殺し”ウィリー・ウィリアムスと死闘を演じて敗れ、現役を退いた。

大写真の上が第8回全日本選手権で優勝した瞬間、目頭をおさえる佐藤氏。下が第2回世界選手権でウィリーと対戦し、ろっ骨を4本も折られながら最後まで立ち続けた

 その後、事業に精を出すかたわら、秋田県本庄市議会議員を7期務めた。

 通夜は2月7日、葬儀は2月8日に秋田県由利本荘市内で行われる。

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