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【ボクシング】井上尚弥、技能賞を連続受賞。三階級制覇目指す

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2018/02/10(土)UP

 2月9日に都内で行われたプロボクシング年間優秀選手表彰式で、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋)が技能賞を受賞した。井上は昨年に続き2年連続の受賞となった。また、ファン投票によるJBCサポーターズクラブ賞も受賞した。

 今年からは1階級上のバンタム級に上げ、ライトフライ級、スーパーフライ級王座に続いて三階級制覇を目指す。

壇上で他の受賞者たち談笑する井上(右)。左から新鋭賞の拳四朗、KO賞の比嘉大吾、殊勲賞の木村翔。

井上は受賞後の囲み取材で「今月からスパーリングも始めて、もう2回くらいやりました。しっかり体作りもできている状態です。5月か6月あたりに(試合を)予定していると思うんで、そこに向けてしっかりやっていきます」と、今年の初陣は5月か6月ごろになりそうだと明かした。

 体作りに関しては「やっぱり階級を上げるんで、フィジカル面、体の芯の強さを強化してます」と、上の階級に向けた体作りに組んでいると言う。

殊勲賞の田口良一(左)、MVPの村田諒太(左から2人目)らと

 バンタム級で対戦したい相手を問われると、「誰でもいいですね。受けてくれるチャンピオンがいれば、そこにドンドン行きます」と、バンタム世界王者なら誰にでも挑戦すると宣言。

 昨年はアメリカでの試合も経験し、現地のボクシング・ファンや関係者からも注目を集めた井上。「今年も、バンタム級でアメリカに行ければいいなと思ってます。アメリカへの熱は全然冷めてないんで、これからも挑戦していきたいなと思います」と、昨年同様、アメリカでのビッグマッチを狙っていく。

「次は三階級制覇への挑戦になるんで、1つの区切りとして、また記憶に残る試合をしたいと思います」と、多くのファンの心に刻み込まれるような試合を今年もしつつ、三階級制覇も狙う。

 バンタム級に階級を上げることでパンチ力はこれまでよりアップすると思うかとの質問には「自分のパワーも上がりますけど、相手の耐久力も上がると思うんで、そこはやってみないと何とも言えないです」

 未体験ゾーンのバンタム級へ。今年もKOを量産して世界的スーパースターの座に駆け上がることを期待したい。
(稲垣 收)

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