【Krush】関西ホープ同士が激突、椿原龍矢vs玖村将史
3月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.86』の記者会見が2月13日(火)都内で行われ、すでに11試合が決定している同大会に、新たなカードとして椿原龍矢(18=つばきはら・たつや/月心会チーム侍)vs玖村将史(19=K-1ジム五反田チームキングス)の-55kgファイトが加わった。
椿原は2015年・16年とK-1甲子園決勝へ勝ち進むもいずれも敗戦。ラストチャンスとなった17年も決勝に進むと、小堀厳基との同門対決を制し、遂に悲願の初優勝を成し遂げた。さらに昨年は軍司泰斗、西京春馬と現Krush王者2人にプロのリングで勝利(※軍司はKrush王座を戴冠前)。今春高校を卒業となるが、今後さらなる活躍が期待されている。
対する玖村はこちらも19歳と将来を嘱望される新鋭で、NJKFバンタム級で4位まで浮上した後、K-1ジム五反田チームキングスへ移籍。初戦となった1月の大川一貴戦では初回KO勝利でインパクトを残した。
大阪出身で有望な10代選手という共通点を持つ2人は、「自分は左フックが得意なので、左フックで倒したろうかなと思っています」と玖村が言えば、椿原は「左フックが来るなら右のガードを上げておこうと思います(笑)」と関西的なノリで返し、互いに相手のペースへ乗っていかない。
しかし玖村が「Krushチャンピオンの軍司選手と西京選手に勝っていてその2人が勝てなかった相手なので、勝ったら美味しいかなと思っています。この試合に勝ったらタイトルマッチを組んでもらえると思うので、しっかりインパクトを残して勝って、みんなに寺戸(伸近=Krush -55kg王者)選手との試合が見たいと思われる勝ち方をしたいです」と言えば、椿原も「今年の目標はKOで勝つことなので、今年1発目の試合でさっそくその目標をクリアしようと思います」とサラッとKOを宣言。自身のアピールに遠慮がない。
向こう気の強さを感じさせる玖村は「今回もしっかり派手に、インパクトのある試合をして勝とうと思っている」と意気込んだが、これに西京戦ではテクニシャンぶりを光らせた椿原も「今まで出ていたKの試合はリベンジ戦2つだったので、相手の得意な分野で勝ちたいと思ってそういう練習をしてきたんですけど、今回は別にリベンジ戦でもないので、自分がやりたいように戦ってガンガン行ったろうと思います」と激闘を予告。『Krush.86』に将来をにらんだ注目カードが追加となった。
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・初参戦・玖村将史が3度のダウンを奪いインパクト大のKO勝ち
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