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【K-1】軍司泰斗、課題克服で「最初からバチバチで行く」

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2018/02/14(水)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

梶原代表(右)の持つミットにパンチを叩き込む軍司(左)。相手が得意とするパンチでのKOを予告した

 3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』に出場する、Krush-53kg王者・軍司泰斗(19=K-1ジム総本部チームペガサス)の公開練習が行われる。軍司は登坂匠(28=とさか・たくみ/HLEO TOP TEAM)と対戦する。

 軍司はK-1甲子園出身で、昨年12月の後楽園ホール大会にて初めてプロとしてK-1のリングに立った。その試合では大岩翔大から1Rに2度のダウンを奪って勝利したものの、粘る大岩を仕留めきれずに大岩の逆襲に遭う場面もあった。

「前回の試合は体力がなくて、最後はバテてしまった。自分は1Rにダウンを奪っても倒しきれない試合が多い。今回は走り込みを増やしてスタミナをつけています。スパーリングでもいい感じで体力がついてきたので、相手を見ないで最初からバチバチでいこうかなと思います」と、課題を克服している軍司。

 また「Krushでは-53kgでやっていて、今回はスーパー・バンタム級(55kg)でやるので通常体重も今までより増えている。その分、パワーはついてきたなと思う」とパワーアップもしたようだ。

 対戦する登坂については「やっぱりパンチが速くて印象的ですね」とし、「相手は蹴ってこないからパンチだけかなって思います。僕もパンチには自信があるので、打ち合ってKO出来たらいいなと。パンチで勝負して相手のパンチ力を上回る試合をしてKOしたいです」と、登坂が得意とするパンチ勝負でKOすると言い放った。

 そして2018年の目標を聞かれると「去年はKrushのベルトを獲ったので、今の目標はK-1のベルトを獲ること。まずはチャンピオンの武居(由樹)選手と試合が出来るように今回の試合に勝って次につなげたい」と、K-1王座獲りをあげた。

 師匠である梶原龍児代表は「(軍司は)気が強いですね。うちの選手はみんな勢いのある選手たちばかりで『後ろに下がって負けるやつはダメだ』という教え方をしています。そういう中の対人練習で泰斗も揉まれてきたと思います。

 泰斗も登坂選手もパンチが得意な選手ですが、二人のパンチは質が違うのでそこを見てもらいたい。登坂選手は(打ち)抜けるパンチを持っていて、泰斗のパンチは一発一発相手にダメージを蓄積させていきます。相手の心を折るパンチです。そこの差がありますね。また泰斗が言っていたようにK-1では蹴りがないと通用しません。油断はしてないですし、登坂選手の心を折るような試合で泰斗に勝たせます。それが登坂選手のためにもなると思います」と、この一戦を語っている。

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