【ONE】横田一則が引退を前にマレーシアで完全決着男と対戦
アジア最大の総合格闘技プロモーション、ONE Championship (略称ONE)が3月9日にマレーシアの首都クアラルンプールのアシアタ・スタジアム(プトラ・スタジアム)で開催する『ONE:VISIONS OF VICTORY』のカードが発表された。
日本からは、元DEEPライト級&フェザー級王者の横田一則(39)が出場し、クリスチャン・リー(19=シンガポール)と対戦する。
リーはONE女子アトム級王者アンジェラ・リーの弟で、前回、昨年12月のONEで山本“KID”徳郁の弟子の朴光哲(元ONEライト級王者)に1R TKO勝ちしており、現在3連勝中。戦績は8勝1敗で、8勝の内訳は5つのKO勝ちと3つの一本勝ちで、全試合完全決着勝利。横田にとって強敵である。
横田は昨年12月のDEEPでユン・ダウォン(韓国)に一本勝ちし、連敗を脱したが、リーを破って、6月に予定されている日本での引退試合前に連勝できるか。
メインではONEフライ級王者アドリアーノ・モラエス(29=ブラジル)がリース・“ライトニング”・マクラーレン(26=オーストラリア)を相手に3度目の防衛戦を行う。
モラエスは柔術黒帯だが寝ワザだけでなくスタンドの打撃も得意なオールラウンダーで、アメリカン・トップチームで堀口恭司と同門。2014年には、元修斗バンタム級王者でUFC参戦経験もある漆谷康宏に一本勝ちしている。
挑戦者マクラーレンも柔術黒帯で、柔術では270勝28敗という戦績を誇る。総合格闘技戦績は10勝5敗で、6つの一本勝ちと2つのKO勝ちがある。2016年12月にはビビアーノ・フェルナンデのONEバンタム級王座に挑戦し、スプリット判定で敗れたが、前回の11月の試合からフライ級に落とし、アナトポン・ブンラッド(タイ)に1R、ブラボー・チョークで一本勝ちしている。
王者モラエスが3度目の防衛を果たすのか。それともマクラーレンがバンタムではかなわなかった戴冠を、フライ級で果たすのか。
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