【K-1】小比類巻貴之が反論「横領はしていない」
この、パーソナルレッスンなどを行ってその代金を当社が受領していた行為について、それをジム運営経費の不足分に充てていたこともあり、私自身は契約違反との認識はありませんでしたが、M-1スポーツメディアは、契約違反であり業務上横領であると主張し、平成30年1月24日、当社とM-1スポーツメディアとの業務委託契約は解除となりました。
私は、犯罪行為を行っていないことについては自信を持って断言できますが、契約違反という民事上の問題については専門家に相談すべきであると考え、当社の行為が契約違反に当たるかどうかについて、代理人弁護士に相談しました。その結果、近日中にM-1スポーツメディアと代理人弁護士間での協議を行うこととなっており、今月末が私側からの解決案を提案する期限と設定されていましたので、その準備を進めていたところ、昨日、突然、上記のプレスリリースが公表されました。
私は、上記のとおり、M-1スポーツメディアからの業務委託料だけではK-1ジムの運営経費が賄えず、会員の皆さんや所属選手に対して十分なサービスや環境を提供できないことから、私からの個人貸付けやパーソナルレッスンなどを行うことで経費を補填していたのであり、その売上金は全て、K-1ジムの経費に充てています。そのような努力の結果、M-1スポーツメディアが直営する9つのジムのうち、当社が受託していたK-1ジム恵比寿小比類巻道場のみが黒字化し、かつ、K-1ジム福岡小比類巻道場の黒字化もあと一歩のところでした。このように、K-1ジムを発展させるために行ってきた行為について、業務上横領などと言われたことは大変残念です。
本件の民事上の解決については、今後、代理人弁護士間で協議を行っていく予定です。
私の夢は、格闘技界をもっと盛り上げ、一人でも多くの方に格闘技を楽しんでいただくことです。そのためには、格闘技選手がプロフェッショナルとして活躍できるより良い場を提供することが大切だと考えています。また、私はこれまで、ジム経営を安定化させることで、私のミッションである世界チャンピオンの育成、格闘技選手がトレーニングに集中できる環境の整備をすることができると考えて、K-1ジムの運営を行ってきました。今回の件でK-1ジムの運営からは身を引くことになりましたが、今の自分にできることは何か、決してあきらめずに考えていきたいと思っております。
最後に、多くの格闘技ファンの皆様をはじめ、ジム会員の皆様、お取引先様、スポンサーの皆様、所属選手及び関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけする結果となったことについて、深くお詫び申し上げます。今後とも、私こと小比類巻貴之に対するご指導ご鞭撻を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
以 上
【本件に関するお問い合わせ】
OMM法律事務所
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