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【Krush】初防衛に成功した西京春馬、目指すはK-1との二冠王

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2018/03/12(月)UP

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初防衛に成功した西京。試合後に祖母をリングに上げた理由も説明した

 3月10日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.86』の一夜明け会見が、11日(日)都内にて行われた。会見にはKrush -58kg王者・西京春馬
(19=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が出席。

 西京はメインイベントのKrush -58kgタイトルマッチで、元RISEバンタム級王者・村越優汰(23=湘南格闘クラブ)の挑戦を延長Rの末に判定2-1の僅差で退けた。

「村越選手は本当に強い選手だと分かっていたので、試合前から接戦になるだろうと予想していました。試合はその通りになっちゃいましたが、10代最後の試合に勝利出来て本当に嬉しいです」と、試合を終えた感想を語る西京。

得意の蹴りに加えて、パンチでも攻めていく西京

 試合内容については「細かいことを言うとどっちも待ちのタイプなので、そこが噛み合わなかったというのはありますね。僕もその勝負になるなと思っていたので、僕がKrushルールの中でパンチでポイントを取ったかなという気持ちはあります。攻撃をもらったら返すのは見栄えも良いし、細かいところで判定に響いてくると思っていたので、攻撃をもらったら絶対に返そうと意識して練習・試合しました」と勝因を述べる。

 試合後には村越の三日月蹴りをもらって呼吸が止まったと話していたが、「息が止まったというか、腹にもらってちょっと『ウッ…』となったって感じですが、特別効いた攻撃はなかったですね。ダメージなく終われて本当に良かったです」と、深刻なダメージではなかったと説明。

 昨年12月、王者になっての第一戦(ノンタイトル戦)では椿原龍矢に判定負けする失態を演じてしまったが、「前回はチャンピオンになったことで落ち着いちゃったというか、若干ハングリー精神がなくなったところを自分でも感じていた部分がありました。そこで今回の防衛戦が決まって、また一から頑張ろうと思いました。練習でも良いメンタルで練習出来ていて、絶対に結果を残そうと思っていました」と、負けをプラスに転じたという。

 初防衛を達成したことには「防衛戦はやっぱり独特な雰囲気があって、ベルトのことは1回忘れてたんですが、試合になると絶対にベルトを獲られたくないって意識になっていて、若干守りに入った部分もあったかなと。そこが反省点です。あとは実力者の村越選手に勝ったことも自信になりました。次の試合から20代になりますけれど、この調子で突っ走っていこうと思います」と、反省と自信が付いたことの両方あったようだ。

試合後、癌を発症した祖母を元気づけるためリングに上げて記念撮影。左は弟の佑馬

 今後については「Krushのベルトも防衛したいし、K-1に出るチャンスがあればK-1のベルトも獲っていきたいです。目標はでかく持って、KrushとK-1の二つのベルトを獲って、どちらも防衛する気持ちで頑張っていきます」と、K-1との二冠王を目指すとした。

 また、試合後に祖母をリングに上げたことについて「実は祖母が癌になっちゃって…僕の試合を見たら元気が出るというので、もし試合に勝ったらリングに上げて一緒に写真を撮ろうと思っていました。喜んでくれていたので長生きしてくれると思います」との理由を明かした。

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