【UFC】元王者エドガーが初めてのKO負けから中1カ月半で再起戦、相手は激闘男スワンソン
4月21日(土・現地時間)アメリカ・ニュージャージー州のアトランティックシティ・ボードウォーク・ホールで開催される『UFC Fight Night Atlantic City』の追加対戦カードが発表された。
元UFCライト級王者にして現在UFCフェザー級3位のフランキー・エドガー(36=アメリカ)が参戦。大会セミファイナルで、UFCフェザー級4位のカブ・スワンソン(34=アメリカ)と対戦することが決まった。
両者は2014年11月に一度対戦しており、その時はエドガー(当時フェザー級3位)が試合を支配し、最終5Rにネッククランクを極めてスワンソン(当時フェザー級2位)から一本勝ちを収めている。今回は3年5カ月ぶりの再戦だ。
エドガーは2010年4月にBJ・ペンを破ってUFCライト級王座を獲得し、3度の防衛に成功した実績を持つ。2013年2月のフェザー級王座挑戦(当時の王者ジョゼ・アルドに判定負け)を機に、同階級に戦いの場を移してからも常にタイトル戦線に絡む活躍を見せてきた。
そして、フェザー級戦績7勝2敗で迎えた今年3月の『UFC 222』で、エドガーは満を持してフェザー級王座に再挑戦することが決定。しかし、大会直前に王者マックス・ホロウェイが負傷欠場を余儀なくされ、タイトルマッチは中止に。エドガーはホロウェイに代わって参戦した無敗の新鋭ブライアン・オルテガに、キャリア29戦目にして初のKO負けを味わわされることとなった。
対するスワンソンはアグレッシブなファイトスタイルを持ち味とするUFCフェザー級屈指のハードパンチャー。2016年12月のチェ・ドゥホ戦では、場内総立ちとなる壮絶な殴り合いを繰り広げた末に判定勝ちを収め、同年のUFCベストバウトに選出された。
昨年4月にはアーテム・ロボフを破り、スワンソンは4連勝をマークしたが、同年12月にオルテガに一本負け。この試合でUFCとの契約をいったん満了して、今年1月にはフリーエージェントとして他団体との交渉のテーブルについた可能性も一部で報じられていたが、今回の対戦カード発表をもってUFCと再契約したことが確認されることとなった。
大会まで1カ月と差し迫ったタイミングでの試合決定、しかもエドガーは中1カ月半での連戦。加えて大会セミファイナルに置かれたことからも、UFCの期待の大きさがうかがえる、フェザー級屈指の好カードと言える。共にオルテガに敗れてからの再起戦でもあり、タイトル戦線再浮上に向けて勝利で復活を印象づけたいところだ。
なお、既報通り、今大会には日本から佐々木憂流迦(ささき・うるか/28=フリー)が出場。UFCで8戦目を迎える佐々木は、元WSOFフライ級王者マゴメド・ビブラトフ(29=ロシア)と対戦することも決定している。
Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images
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