【ボクシング】内山高志、引退式で10カウントゴング「最後だな、感慨深い」
3月27日(火)、東京・後楽園ホールにて元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(38)の引退式が行われた。
内山がリングインすると、まず後援者の方々から花束やプレゼントが授与。
「いろんな方にお礼を言うと終わらないくらい」と内山は集まった後援者や後楽園ホール満員のファンに感謝を意を述べた。
そして「今後は自分でジムを作って選手育成などやれたらいいな、と思っています。またジムが出来た時に皆さんが会員になってくれれば、おそらく僕の生活も安定するので、500人ぐらいだと、そこそこの生活ができるんでお願いします」とジョークを交え会場を和ませた。
2016年の大みそか以来のリングインについては「久々にリングに上がって最後だなと思って感慨深くて少し緊張してます」とし、「まだまだ内山高志はこれからも別の世界で頑張っていこうと思いますので、ぜひ皆さん応援よろしくお願いします」と第2の人生の決意を述べた。
そして、会場全員が起立、内山がリング中央で姿勢を正し、前を見据えると10カウントゴングが鳴らされた。V11を達成したボクサー人生に別れを告げ、内山はリングを降りた。
♢内山高志‥1979年11月10日、埼玉県春日部市出身。花咲徳栄高でボクシングを始め、拓大、社会人を経て2005年7月にプロデビュー、5度の東洋太平洋スーパフェザー王座を防衛した後、2010年1月にWBA世界スーパフェザー級王者となる。2015年2月には9度の防衛中7度のKO防衛という試合内容が評価されスーパー王者に認定された。また高いKO率から「KOダイナマイト」との異名をとった。2016年4月の12度目の防衛戦でジェスレル・コラレス(パナマ)に2回KOで敗れ王座陥落。同年、大みそかにもコラレスとリベンジマッチを争い接戦だったが1―2の判定で敗れ王座奪取ならなかった。プロ戦績は27戦24勝(20KO)2敗1分。
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