【ベラトール】連敗脱出へ、元UFC王者ベンソン・ヘンダーソンが計量パス
4月6日(金・現地時間)ハンガリー・ブダペストのBOKホールにて開催される総合格闘技イベント『Bellator 196』の前日計量が、5日(木・同)に行われた。
Bellator MMA(以下ベラトール)キックボクシング部門のナンバーシリーズ『Bellator Kickboxing 9』との合同開催となる今大会。メインイベントは元UFCライト級王者ベンソン・ヘンダーソン(34=アメリカ)vsロジャー・ウエルタ(34=同)のライト級ワンマッチだ。
計量はヘンダーソンが153ポンド(約69.4kg)、ウエルタが154ポンド(約69.9kg)で、それぞれライト級規定(155ポンド=約70.3kg以下)を一発でクリアー。両者とも笑顔はなく、その後のフェイスオフ撮影も真剣な表情を崩さないまま終えた。
ヘンダーソンはUFCのライト級王者として活躍したトップファイターだ。2016年2月にはUFCからベラトールに移籍することを電撃発表したが、当時はいわゆるリリース(契約解除、またはUFCが契約を更新しない)というかたちではなく、UFCの王者クラスのファイターが他団体へ移籍するのは希なケースであったため、大きな注目を集めた。
同年4月のベラトール移籍初戦では、いきなりウェルター級王座に挑戦し、当時の王者アンドレイ・コレシュコフに判定負け。ライト級に階級を戻して臨んだ移籍2戦目で初勝利を掴むも、以降はマイケル・チャンドラーとパトリッキー・フレイレに接戦で敗れている。今大会で連敗から脱出したいところだ。
対するウエルタはISKA MMAウェルター級王座やIFCライト級王座を獲得した実績を持ち、UFCも経験しているベテランファイターだ。UFCでは2006年から6勝2敗の好戦績を残しながらも、連敗後に契約を終了している。2010年からはいったんベラトールに参戦したが、その2年後にシンガポールの『ONE Championship』に主戦場を移した。今回は7年8カ月ぶりのベラトール復帰戦となる。
ヘンダーソンがタイトル戦線再浮上に向けて快勝で再起を果たすか。ウエルタが元UFC王者から金星を掴むか。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。
Photo by Bellator MMA
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