【UFC】王座奪回に燃えるヨアナ「生まれ変わった自分を見せる」
4月7日(土・現地時間)アメリカ・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される『UFC 223』の前日公開計量イベントが、6日(金・同)に行われた。
今大会のセミファイナルではUFC女子ストロー級(115ポンド=約52.2kg)タイトルマッチ。王者ローズ・ナマユナス(25=アメリカ)が、同級1位ヨアンナ・イェンドジェイチェク(30=ポーランド)を挑戦者に迎え、初防衛戦に臨む。
計量はナマユナスが114.2ポンド(約51.8kg)、ヨアナが114ポンド(約51.7kg)で、ともに一発クリアー。直後のフェイスオフでは額を近づけ合っての激しいにらみ合いを繰り広げた。
ヨアナは昨年11月の『UFC 217』でナマユナスに王座奪取を許し、6度目の防衛を果たせなかった。今大会は立場を入れ替えて、新王者ナマユナスの初防衛戦というかたちでのダイレクトリターンマッチとなる。
この日のイベントに甥っ子を連れて登場したヨアナは、「みんな、サポートありがとう。今日はこの子を一緒に連れてきたわ。私は彼のおばさんよ。彼は私がローズに負けた日、このニューヨークにいた。そして、この小さな男の子があの敗北の日から私を強くした理由でもある。彼のために私は強くなければならない」と力強い口調で説明する。
さらに自信に満ちた表情で観客の方を見据え、「この試合の準備に全力を注いできた。みんなは生まれ変わったヨアンナ・イェンドジェイチェクを目にすることになる。失敗をおかしてしまった人々、そして上に上がることができない人々にこの試合を捧げたい。みんな、全てあなたたち次第よ。明日は楽しんでほしい。ブルックリンのことをいつも心に思っている」と、ヨアナは王座奪回に向けて決意表明を述べた。
一方、迎え撃つ王者ナマユナスはやや緊張の面持ちながら、「ここにいられることをとても光栄に思う。新たな恐怖に立ち向かう機会を与えられたことに感謝している。私が世界でベストであることを証明する。私が全力を尽くした時は必ずベストになれる。私が王座を守る」と、自らに言い聞かせるように王座初防衛を誓った。
Photo by Josh Hedges/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images
<最終対戦カード&計量結果>
▼ライト級タイトルマッチ 5分5R
ハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア/UFCライト級2位)154.5ポンド
vs
アル・アイアキンタ(アメリカ/UFCライト級11位)155.2ポンド
※アイアキンタが規定体重を0.2ポンド超過。ヌルマゴメドフが勝利した場合のみ王座が成立する。
▼女子ストロー級タイトルマッチ 5分5R
ローズ・ナマユナス(アメリカ/UFC女子ストロー級王者)114.2ポンド
vs
ヨアンナ・イェンドジェイチェク(ポーランド/UFC女子ストロー級1位、挑戦者)114ポンド
▼フェザー級 5分3R
ヘナート・モイカノ(ブラジル/UFCフェザー級11位)145.6ポンド
vs
カルヴィン・ケーター(アメリカ/UFCフェザー級13位)145.4ポンド
▼フェザー級 5分3R
ザビット・マゴメドシャリポフ(ロシア)145.8ポンド
vs
カイル・ボフニャク(アメリカ)145.2ポンド
▼ライト級 5分3R
ジョー・ローゾン(アメリカ)155.4ポンド
vs
クリス・グレッツェマーカー(アメリカ)155ポンド
<プレリム>
▼女子ストロー級 5分3R
カロリーナ・コバルケビッチ(ポーランド/UFC女子ストロー級4位)115ポンド
vs
フェリス・ヘリッグ(アメリカ/UFC女子ストロー級8位)115.4ポンド
▼女子ストロー級 5分3R
ベック・ローリングス (オーストラリア)125.8ポンド
vs
アシュリー・エバンス・スミス(アメリカ)125.8ポンド
▼ライト級 5分3R
エヴァン・ダナム(アメリカ/UFCライト級14位)155.8ポンド
vs
オリビエ・オービン・メルシエ(カナダ)155ポンド
▼ライトヘビー級 5分3R
デビン・クラーク(アメリカ)205.2ポンド
vs
マイケル・ロドリゲス(アメリカ)203ポンド
注:タイトルマッチ以外は1ポンドまでの超過が認められている。
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】