【K-1】木村ミノルがバダザリアンと対戦「早いラウンドでKO」
6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~』の記者会見が、4月7日(土)都内にて行われた。
ウェルター級のスーパーファイト(ワンマッチ)で、木村“フィリップ”ミノル(24=K-1ジム五反田チームキングス)がメルシック・バダザリアン(26=アルメニア)と対戦する。
木村は圧倒的な破壊力を誇るパンチを武器に、K-1旗揚げから中心選手として活躍。一時はスランプに陥ったが、昨年11月大会で城戸康裕からダウンを奪って勝利。今年3月大会では平山迅をKOして再び勢いに乗っている。
バダザリアンは2017年9月の「K-1 WORLD GP初代ウェルター級王座決定トーナメント」に初来日。優勝候補と目されていたが、1回戦を勝ち上がるも負傷により棄権。3月大会ではそのトーナメントで初代王者となった久保優太に挑戦するも判定負けを喫した。
木村は試合後のマイクアピールで「次、みんなも分かる名前のあるヤツと戦って勝ったら久保選手に挑戦させてください。どんだけヤバいヤツを連れてきてもこうなるんで」と、“ヤバいヤツ”との対戦をアピール。そのヤバいヤツとして白羽の矢が立ったのがバダザリアンだった。
「バダザリアン選手と試合が出来るのでめっちゃ嬉しくて気合いが入っています。話を聞いた時から一瞬でスイッチ入って、これから試合へ向けて全力で仕上げていこうと思っています。久保選手との対戦で彼が負けましたが、正直、ああいう展開になるのはキャリアだから。彼の浅いキャリアであそこまでやるのは天才的な選手だと思いますし、格闘技は相性だから久保選手とああなったからって消極的な選手じゃないし、俺とやったらハードな試合になると思うので戦争のつもりで挑みたい。最後に打ち勝つのは自分だと思う。やっと自分と対抗できる強いヤツが来たなって思う。攻撃力も高いので楽しみです」と、強敵との対戦を喜ぶ。
「バダザリアン選手は自分の中でタイトル戦と同じくらい重い」とまで言い、「純粋に僕は世界のトップ選手と戦うのが一番モチベーションが高いので、こういう試合が一番嬉しい。一番気合い入るし、練習にも身が入るし、楽しくてワクワクするし、逆にピリッと怖い思いをするのもこういう試合」と試合が待ち遠しくて仕方がない様子。
「圧倒的なパフォーマンスで勝てればいいなと思います。そうすれば多分、誰も文句ないと思うので、圧倒的な存在感を表したいです」と、勝利の先には久保とのタイトルマッチを見据えている。
「K-1ファイターなのでK-1のベルトを狙うのは当たり前。でも僕はそれ以上の存在でいていいのかなと思います。試合を盛り上げるのはみんな出来ると思いますが、K-1の道に光を照らせるのはごくわずかなファイターしかいないし、自分もその中にいると思う。ベルト以上に自分の存在感やK-1をデカいものにするのが自分の使命だと思うので、それが出来た先にベルトがあると思います」と、自分は王者以上の存在であると話す。
「ここ最近やっとスランプでしか味わえないこともたくさん得たので、だからこそ2連勝という形になって現れた。これから僕が頭で思い描くことは全部実現できると思う。そういうステージに入ったと思うので、バダザリアン選手も早いラウンドでKOで決めて、やっぱり格が違うなって試合を見せたいですね」と木村は早い段階でKOで仕留めると宣言した。
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト ウェルター級 3分3R延長1R
木村“フィリップ”ミノル(24=K-1ジム五反田チームキングス)
vs
メルシック・バダザリアン(26=アルメニア)
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】