【訃報】港太郎が死去、キックボクシング黄金期に名勝負多数
元MA日本キックボクシング連盟ミドル級王者で元UKF世界ミドル級王者の港太郎氏(本名・田代義治)が11日(水)0時43分、多臓器不全のため亡くなったことが港氏が会長を務める府中ムエタイクラブより発表された。46歳だった。
港氏は今月4日のツイッターで「本日は急病のためジムは休みとなります。昨日も急遽休みましたが申し訳ありませんでした」とジム生に連絡。昨日10日には「立つことも困難なため」とジムの休みを報告していた。
関係者によれば港氏は6日(金)ジムでスパーリングを行っている最中に腰の痛みを訴え、病院で治療。10日に再び腰の痛みを訴えて救急車で病院へ運ばれ、そのまま病院で息を引き取ったという。
港氏は1971年9月21日、神奈川県出身。中学生で佐山聡が主宰するスーパータイガージムに入門。高校卒業後にムエタイ修行を経て山木ジムに入門。92年にキックVS空手対決として村上竜司と激闘を展開し、同年にMA日本ミドル級王者に上り詰めた。以降、シュートボクシングのエース吉鷹弘やK-1の金泰泳、ラモン・デッカーやマンソン・ギブソンといった海外の超強豪、そしてムエタイのチャンピオンやランカーたちと名勝負を重ねる名選手へと成長し、K-1にも参戦。総合格闘技にも挑戦し、パンクラス、リングス等でも活躍した。
4月11日(水)都内で行われたRISEの記者会見では、港氏と山木ジムで同門だった伊藤隆RISE代表が「先ほど訃報を聞きました」と記者たちに報告。「私の現役時代の同門である港太郎選手、本名・田代義治さんが亡くなられたということで心の整理がつかない状況です。心よりご冥福をお祈りします」と追悼の言葉を述べた。
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