【ベラトール】前王者チャンドラー、タイトルマッチ流れるも闘志満々で計量パス
4月13日(金・現地時間)アメリカ・ミズーリ州セント・チャールズのザ・ファミリー・アリーナで開催される『Bellator 197』の前日計量が、12日(木・同)に行われた。
今大会のメインイベントには当初、王者ブレント・プリムス(33=アメリカ)vs挑戦者マイケル・チャンドラー(31=同)のライト級タイトルマッチが予定されていたが、プリムスが大会3週間前に負傷欠場。プリムスに代わってブランドン・ガーツ(33=同)が参戦し、チャンドラーとライト級ワンマッチで対戦することになった。
計量はチャンドラーが155.3ポンド(約70.4kg)、ガーツ156ポンド(約70.8kg)で、それぞれライト級規定(155ポンド=約70.3kg以下)を一発でクリアー(タイトルマッチ以外の試合は1ポンド超過までが認められている)。チャンドラーは計量の結果がアナウンスされると、笑顔でマッスルポーズを決めて万全の仕上がりをアピールした。
昨年6月のニューヨーク大会で、チャンドラーはプリムスに負傷TKO負けし、ベラトール・ライト級王座から陥落。しかし、今年1月の再起戦では強豪ゴイチ・ヤマウチに完勝し、王座返り咲きに向けて好スタートを切った。今大会でタイトルマッチは実現しなかったが、今後につながる勝利を上げたいところだ。
また、今大会には”最強喧嘩師”の異名で人気を博した故キンボ・スライスの長男ベイビー・スライス(26=アメリカ)が参戦。デヴォン・ブロック(22=同)とウェルター級ワンマッチで対戦する。
計量はスライスが159.8ポンド(約72.5kg)、ブロックが160ポンド(約72.6kg)で、ともにウェルター級規定(170ポンド=約77.1kg以下)を一発でパス。直後の写真撮影では、スライスが正面を向くように促された後もブロックをしばしの間睨み続け、激しく闘志を燃やした。
スライスは2016年11月のプロデビュー戦こそ一本負けを喫したが、その後はTKO勝ちと一本勝ちで2連勝をマークしている。対するブロックは今年1月、ホイス・グレイシーの息子コンリー・グレイシーとのプロデビュー対決を判定で制した実力の持ち主。3連勝を目指すスライスにとっては侮れない相手となる。
Photo by Bellator MMA
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