【Krush】KANAがKO宣言「プレッシャーを全部力に変える」
5月17日(木)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.88』で初防衛戦に臨む、第4代Krush女子フライ級王者KANA(25=K-1ジム・シルバーウルフ)の公開練習が4月18日(水)都内所属ジムにて行われた。
KANAは今年3月には女子初の新生K-1登場を果たし、ポリナ・ペトゥホーヴァからダウンを奪っての判定3-0で快勝。短いスパンでの試合となるが「自分の希望通り」だという。「前回は求めている勝ち方を出来なかったので、すぐに試合をしたかった」とのこと。
「対戦するごとに相手が強くなっているので、それをしっかり倒せないといけない。前回もダウンこそ取っているんですけど、KOで終わらせられなかったのが自分の中で引っかかっている」と、今回はKOで終わらせる試合を目指す。
KANAは9勝(5KO)1敗で、勝利の半数以上がKOだが「パンチでのカウンターで倒したことがない。カウンターのように技術的なところで倒したいなというのはあります」とテクニックにも磨きをかけるつもりだ。
挑戦者のWMC52kgオセアニア王者キム・タウンセンド(29=オーストラリア)については「キャリアが長く、色んな引き出しがあるなというのが第一印象。ムエタイ(の試合が)主体なので蹴りのバランスがすごくいい。うまく戦われないように自分のペースで戦いたい」と、相手に翻弄されず自分のスタイルを貫くつもり。
「蹴りが多彩なので、ハイキックなどで狙われないように対策したい。冷静に、スキがあれが1R目から突いていきたい。戦績も多い選手なので倒せれば自分のレベルアップにもつながる」と、冷静かつ貪欲にKOを狙う。
1度王座を奪われているため初防衛戦は2度目となるが「前回も初防衛というプレッシャーがあり、難しさも痛感している。メインイベントとして大会を締めくくらないといけない責任もあるので、その責任もプレッシャーも全部自分の力に変える。最高の状態で挑んで、最高の状態で勝って、最高の形で終わらせたい」と、プレッシャーをも力に変えて臨む。
7月には名古屋大会出場も控えているというハイペースぶり。「去年の名古屋大会では(昨年1月にメロニーにタイトルを奪われ)チャンピオンとして出場できていないので、次の試合でしっかり防衛していい形で勝って、名古屋にベルトを持って出場したい」と、初防衛を果たし王者として名古屋大会に参戦したいと話した。
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