【Krush】若手の挑戦退けたレオナ・ペタス「残るはチャンピオンだけになるまで全員ぶっ潰す」
4月22日(日)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.87』の一夜明け会見が、23日(月)都内で行われた。
セミファイナルで、3戦3勝のK-1甲子園2016 -60kg王者・西京佑馬(17=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を退けたレオナ・ペタス(25=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)が出席。「昨日は勝つことが出来てホッとしていて、下の選手が上を喰いに来るプレッシャーの中の戦いで勝てたのはいい経験させてもらったと思っています」と試合を振り返った。
「全体を通してテクニックで圧倒しようと思っていたんですが、1Rをやってみてテクニックで圧倒されちゃって、どうしようかと思いました。西京選手は若いのに強くて、僕の方がキャリアがあって経験値はあったけれど逆に翻弄されてしまいました」と1Rは思い通りにいかなかったというが、「2通りのパターンを考えていて、2Rと3Rは作戦を変えました。インターバル中にどうしようかとセコンドと話して、もうひとつ持って来た作戦があったのでそっちで行くと言ったらセコンドもそれでいい、と。あと、ローを蹴って来ると思っていたので、カットの練習をしてきて1回カット出来たのでそれはよかったです」と、1Rが終わった時点で作戦を変えたのが功を奏したと話す。
宮田充K-1プロデューサーは「現-60kg王者の郷州征宜選手が3月のK-1トーナメントでのダメージが癒えてきたので、次のタイトルマッチは近日中に発表します。レオナ選手はキャリアの浅い選手を受けて立つ試合で強さをしっかり見せてくれたので、次の挑戦者には有力なファイターだと思います。同じような試合ばかり重なってもモチベーションが下がるといけないので、モチベーションが高まるようなマッチメイクを考えたい」と、タイトル挑戦を含めて今後のマッチメイクをしたいという。
これを受けてレオナは「用意された相手をちゃんと退けて、一人一人勝っていく。最後はチャンピオンだけになるまで全員ぶっ潰す気持ちでいます。-60kgの日本人全員とやってもいい。一人一人潰していくだけ」と意気込んだ。
また試合後、4月7日に交通事故で死去した元同門のK-1ファイターKOICHIのTシャツを着て「先々週の土曜日に兄のKOICHIさんを事故で亡くしてしまいましたが、兄の分まで勝てて良かったと思います」と、兄貴分だったKOICHIに勝利を捧げたことについては「僕が格闘技を始めた頃、最初からよくしてもらって面倒を見てもらっていたので、その先輩が急に亡くなってしまって複雑でした。そういう面も含めて絶対に勝ちたいと思っていました。たくさん練習してきっちり勝てたのでよかったですね」と、試合前のメンタルに影響していたことを明かした。
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