【パンクラス】ライト級王者・久米鷹介が元UFCファイターを迎え撃つ
7月1日(日)東京・新木場スタジオコーストで開催される『PANCRASE 297』 の追加対戦カードが発表された。
第7代パンクラス・ライト級王者・久米鷹介(32=ALIVE)が、元UFCファイターでパンクラス初参戦のアントン・クイバネン(33=フィンランド)と激突する。
名古屋のALIVEに所属する久米は、UFCでも活躍した日沖発の後輩で、戦績は21勝4敗4分。2016年9月に、第6代パンクラス・ライト級王者の徳留一樹をフックからのパウンドでTKOに破り、王座を奪取した。昨年4月には、第1回K-1グランプリ・ヘビー級トーナメント優勝者ブランコ・シカティック氏推薦のクロアチア人、マティヤ・ブラジセビッチにチョークスリーパーで一本勝ち。
さらに12月、1年3カ月越しのリベンジに燃える徳留を挑戦者に迎え、初戦と同じくパンチでTKO勝利を飾り初防衛を果たした。この勝利で5連勝となり、まさに波に乗っている状態で元UFCファイター・クイバネンを迎え撃つ。
そのクイバネンは打撃とレスリング力を武器とし、UFCではミッチ・クラークに勝利するなど3戦を経験。昨年、地元フィンランドで開催された『CAGE 38』では元ZSTウェルター級王者・山田哲也に判定勝ちしている。
久米は元UFCファイターのクイバネンに勝利し、さらに上のステージへ行けるか。
また、元ボクシングOPBF東洋太平洋女子ライト級王者ライカ(42=RIGHT THING ACADEMY)の参戦も決定。女子プロボクシングで世界三階級制覇を達成し、日本の女子プロボクシングの礎を築いたライカは、2014年1月にボクシングを引退し、同年9月に韓国でMMA(総合格闘技)デビュー。
中井りん、杉山しずからに連敗を喫するも、2015年5月に初勝利。現在はDEEP、ROAD FCなどで活躍し、昨年10月の『TTF CHALLENGE 07』ではチョークスリーパーで一本勝ちを飾る。今年3月には、キックボクサーにして武術太極拳の使い手でもあるジョン・スルギに判定勝ちし、現在6連勝中だ。
最近の試合ではテイクダウンして自ら寝技に持ち込むなど、ボクサーから総合格闘家へと変貌を遂げ、成長を続けているライカ。今大会でもその成長ぶりを観客に披露するか。
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