【K-1】村越優汰が優勝宣言「ベルトを獲らないとK-1に来た意味がない」
6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』で、「K-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメント」が行われる。その1回戦でエリアス・マムーディ(20=フランス)と対戦する第5代RISEバンタム級王者・村越優汰(23=湘南格闘クラブ)のコメントが、主催者を通じて届いた。
村越は2011年にRISEでプロデビューし、2014年7月に第5代RISEバンタム級王座を獲得。必殺の三日月蹴りを始めとする蹴り技で9連勝を飾ったが、2015年5月の初防衛戦で敗れて王座を失った。2017年12月にK-1初参戦を果たして芦澤竜誠に勝利したが、2018年3月にKrush -58kgタイトルマッチで西京春馬に敗れている。戦績は23勝(10KO)6敗。
一方、マムーディは長い手足を生かした攻撃が武器で、鋭い蹴り、ヒザ蹴りや回転系の技も得意にしており、プロデビューから15連勝を記録。2016年11月の初代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは準決勝へ進出した。K-1参戦は約1年7カ月ぶりとなるが、その間に海外でのトーナメント優勝やWPMF(ムエタイルール)世界王座を獲得している。戦績は26勝(13KO)3敗。
村越はトーナメント出場が決まった時の心境を「自分が目指していたのはK-1のベルトだったので、話をもらった時は『やっと来たな』と思いましたね。3月のKrushのタイトルマッチ(王者・西京に僅差の判定負け)は正直(試合結果に)納得がいってなくて、自分は負けてないと思っています。そういう試合をしていたと思うし、ベルトは取れなかったですけど必ずチャンスは来ると思っていました」と、延長戦までもつれ込んだ西京戦を経て、チャンスを待っていたと語る。
続けて「トーナメントには西京選手も出るし、もし西京選手と当たるとしたら決勝戦です(西京は反対ブロック)。西京選手にも決勝まで上がってきてもらって、そこではっきり白黒つけて勝つのが理想ですね。色々と思うところはありますけど、僕の負けは負けなんで、次やる時にしっかり差をつけて勝てばいいだけの話です」と話し、トーナメント決勝で西京とケリを付けるつもりだ。
1回戦の相手であるマムーディについては「自分はヨーロッパの選手とやるのは初めてなんですけど、若くて勢いがあるという印象ですね。あとはイケメンなんで、そこが目につきます(笑)」と評し、対策は「自分は基本的に蹴りの選手ですけど、トーナメントになるとパンチも出来た方が良いと思うし、パンチも蹴りもどちらもバランスよくやろうと思っています。すぐに倒してダメージなく勝ち上がっていくことが理想なので、パンチでも蹴りでも倒す練習を出来たら良いなって思います」と話し、村越の代名詞である蹴りに加え、パンチでも倒せるように練習するという。
また、昨年12月に待望のK-1初参戦を果たした村越だが、改めてK-1への想いを聞かれると「やっぱり僕は小さい頃からK-1を見ていましたし、今もそうですけどK-1は本当に華やかで大きな舞台というイメージがあります。その場所でベルトを巻いて自分はスターになりたいと思っているので、このトーナメントは絶対に落とせないですね。
(もっと自分に注目して欲しい?)もちろん。ただ格闘技をやっているというだけじゃなくて、せっかくやるんだったら有名になりたいし注目されたい。今は武尊選手がそういう存在だと思うんですけど、武尊選手に追いついて、それを追い越せるぐらいになりたい。僕もどこを歩いていても声をかけられるようになりたいし、K-1でチャンピオンになって、そういう選手になりたいです」と、K-1のスーパースターになる事が目標だと答えた。
最後に「自分は(2016年のK-1フェザー級)初代王座決定トーナメントも会場へ見に行っていて、当時はK-1に出ていなかったのですが『俺が出ていたら勝てたんじゃないの?』と思いながら見ていました。
去年K-1に出ることを決めて、はっきり言ってベルトを獲らないとK-1に来た意味がないと思っています。もちろん今回のメンバーの中でも自分の方が絶対に強い。自分は記者会見で相手のことを悪く言ったりするタイプではないですけど、しっかり実力を見せてK-1チャンピオンになります」と、覚悟の優勝宣言をした。
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