【RIZIN】那須川天心、自分と同じ技術持つ堀口恭司に「驚いた」
5月6日(日)マリンメッセ福岡にて開催された『RIZIN.10』で中村優作(31=チーム・アルファメール・ジャパン)を降し、デビュー以来無敗の通算30連勝を記録した那須川天心(19=TARGET/Cygames)が、大会終了後に試合を振り返り、RIZINで予定される立ち技トーナメントや堀口恭司(27=アメリカン・トップチーム)との対戦について語った。
日本拳法をベースにする中村の速い踏み込みから放たれる右を被弾する場面もあった那須川だが、1Rに胴廻し回転蹴りでダウンを与え、2Rにパンチで3度のダウンを奪ってTKO勝ち。キックとは異なる、MMA独特の遠い間合いから飛び込むようにして放つ中村の右を「速かった」と認め、戦前は「一発も触れさせず、打ち合っているように見えて自分だけ当てているのが理想のスタイルなので、それをやり通したい」と話していたが、「向こうの作戦に乗っちゃいました」と予想以上の苦戦があったことを語った。
ファーストダウンを奪った胴廻し回転蹴りについては「ひらめきました」と、2016年12月にムエタイ王者ワンチャローンをバックスピンキックで初回KOに降した時を思わせる答え。しかし、中村が多用した組みつきに対し「タックルに来た時ガブってヒザでもしたかった」と対応が至らなかった部分についても口にした。
大会メインイベントでは堀口恭司がわずか9秒、左フックのカウンターでイアン・マッコールを降し、直後に那須川との対戦とRIZINで予定される立ち技トーナメントへの参戦をアピール。
試合直後であった那須川だが、この一戦を観戦しており「自分は相手の攻撃を見てカウンターを取りにいくが、自分と同じように出来る選手がいて驚いた」と堀口の高い技術を語り、「もし戦うならカウンターの取り合いになるのでは」と試合展開を予想。また、自身も認めた堀口からの対戦アピールに「本物の選手にそういう風に見てもらえるのは嬉しい。モチベーションがメチャメチャ上がる」と実力者との対戦を強者らしく喜んだ。
また、この日は試合前に中村の練習パートナーを務めた元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅(21=TRY HARD GYM)が試合を観戦していたが、「大雅選手も強い選手ですし全員で盛り上げていきたい。みんなで盛り上げて、団体を1つにまとめたい」と立ち技トーナメントへの参戦を歓迎していた。
●編集部オススメ
・那須川天心が合計4度のダウンを奪ってMMAからの刺客を撃退
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