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【NJKF】WBCインター王者・宮越宗一郎が正式に引退

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2018/05/10(木)UP

引退試合では元ラジャ王者のT-98(左)と壮絶な打ちあいを演じた宮越(右)

 WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王者の宮越宗一郎(30=拳粋会)が、正式に現役引退を発表した。

 宮越は1987年2月12日、埼玉県出身の31歳。父であり、かつての名選手であった拳粋会・宮越新一会長の指導を受け2005年12月にデビューをすると、屈強な肉体から繰り出す強打と蹴り、さらに鋭利なヒジ打ちを武器にウェルターとスーパーウェルターで2階級のWBCムエタイ日本統一王座を獲得。

15年、フランスのアディール・コージャを下しWBCインター王座に

 2015年11月にはWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王座決定戦で勝利し、弟・慶二郎との兄弟同時WBCムエタイ・インター王者獲得を達成した。
 国内のトップ選手として活躍し、アンディ・サワーら世界の強豪とも対戦した。

 2017年8月の『KNOCK OUT vo.4』では、日本スーパーウェルター級頂上対決となった新日本キックの第8代日本ウェルター級王者・緑川創との対戦に勝利。その一夜明け会見で、ムエタイ最高峰のラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座経験のあるT-98との対戦を熱望していた。
 それを受け、今年4月14日に行われたKNOCK OUTではT-98と対戦し、5R判定引き分け。これが現役最後の試合となった。通算戦績は51戦33勝(12KO)15敗3分。

弟・慶二郎(右とそろってWBCムエタイ・インターナショナル王座を獲得

 6月24日(日)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2018 2nd』では、引退を迎える宮越の記念エキシビションマッチと引退式が行われる。

 引退記念エキシビションは1分30秒で2R、相手はWBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者であるMOMOTARO(OGUNI)と弟の慶二郎(拳粋会)が1Rずつ務める。

<決定対戦カード>

緑川(左)との日本70kg級トップ対決で流れを変えたハイキック

▼宮越宗一郎引退記念エキシビションマッチ 1分30秒2R
宮越宗一郎(WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王者/拳粋会)
vs
MOMOTARO(WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者/OGUNI)
宮越慶二郎(WBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者/拳粋会)

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・宮越宗一郎、最後の試合はT-98と熱闘ドロー

・宮越兄弟がWBCインター王座獲得、次は世界へ

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