【RIZIN】浅倉カンナvs RENAの再戦、7月実現もある
7月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.11』の記者会見が、5月16日(水)都内にて行われた。
会見終了後の囲み取材で榊原信行RIZIN実行委員長は、RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント王者・浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)とRENA(26=シーザージム)の再戦は「7月で実現もあり得る」と発言。
5月6日にマリンメッセ福岡にて開催された『RIZIN.10』で、浅倉がメリッサ・カラジャニスに判定勝利した直後にRENAがリングに上がり、浅倉に再戦をアピールした。浅倉が持つベルトは防衛戦を行うタイトルではなく、トーナメントで優勝した証としてのベルトのため、両者の試合がRIZIN女子スーパーアトム級王座決定戦になるとの一部報道もあったが、榊原実行委員長は「浅倉vs RENAが実現してもそれをスーパーアトム級のタイトルマッチにするとは言っていない」と説明した。
「スーパーアトム級には浜崎朱加選手もDEEP JEWELS王者の黒部三奈さんも成長著しいアリーシャ・ガルシアもいる。村田夏南子選手が階級を下げるかもしれない。そういう面子が集まっている中で言うと、GP(トーナメント)とは別に、この階級に選手が集まって新たにタイトルを制定してもいいメンバーがそろってきている」と、近い将来タイトルを制定する可能性はあるという。
しかし、「GPで優勝したカンナは素晴らしいが、オリンピックでもそうであるように金メダルを獲ったらその選手は次のことを求められる。カンナには期待しているし、未来を託せる選手だと思うので強くあって欲しい。RIZINの女王だったらいつ何時、誰の挑戦でも受けてもらいたいとの思いがある。
GPで優勝したからと言っていつまでも優越感には浸っていられない。追われる者の宿命が求められている。それをカンナに感じて欲しい。将来的にはタイトルマッチがあってもいいと思っているが、それを見据えた中でカンナが気持ちよくRENAの挑戦を受けるのであればワンマッチで成立すればいい。そんなこんなしている間にタイミングを逃すよりは、今やってしまった方がいい」と今回の再戦はワンマッチで実現させるつもりだと話す。
7月大会で早期実現するかどうかについては「あの場で言ったようにカンナがRENAの挑戦を受けるかどうか。7月のGirls S-cupでRENAが総合の試合をやるかどうかも分からないし、RENAは7月に2試合やると言ったがそんなことが本当に出来るのかということも含めて、RENAの想いとカンナの想いが一致して環境が整えばそれでいい。
ランキング制があるわけでもないし、熱のあるものは熱があるうちにやった方がいい。アンチも含めてファンが納得して、両サイドが納得していけるような環境が整えばやればいいと思う。
ファンの声に耳を傾けながら、やる側の選手がそれぞれモチベーションが高くてコンディションがいい時にやれるのが一番。大みそかでやるというような予定調和は嫌だ。両者がやりたい時にやらせればいい。RENAが連敗する可能性もあるんだから。今の段階ではRENAに勝ち目はないと思います。その試合をカンナが受けられないならやめればいい」と、7月に対戦するのが両者にとってもファンにとってもベストのタイミングであるならば再戦を組むとした。
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