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【ムエタイ】大崎一貴が世界最高峰王座に挑戦決定

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2018/05/28(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

大崎(左)がルンピニースタジアム認定フライ級王者キアオ(右)に挑戦決定

 タイを主戦場とする大崎一貴(21=OISHI GYM)が、6月15日(金・現地時間)にタイ・ルンピニースタジアムで同スタジアムが認定するフライ級王座に挑戦することが決定した。

 ルンピニースタジアムはラジャダムナンスタジアムとともにムエタイの二大殿堂と称され、両スタジアムが認定する王座はムエタイの世界最高峰と言われている。特にルンピニー王座は日本にキックボクシングが誕生して以来52年間、日本人が王座に就いたことは一度もない(ラジャダムナンでは6人の日本人が王座に就いた)。

 また、タイ人は小柄な体格のためムエタイは軽量級の層が厚く、強豪選手も多いため外国人選手はランキングに入ることも難しく“神の階級”と呼ばれている。

 その神の階級に挑む大崎は、これまで国内外でタイ人を相手に8連勝(8KO)中で、ルンピニースタジアムでも4試合連続KOの快進撃を続けて今回のチャンスを得た。パワフルなパンチとローキックのコンビネーションを得意とし、2017年3月に初代WMC日本フライ級王座、2018年4月にLPNJ(ルンピニー・ボクシングスタジアム・オブ・ジャパン=ルンピニースタジアム日本支部)フライ級王座をKO勝ちで獲得している。

大崎(右)が得意とする左ボディフック

 今回、大崎が挑む王者キアオ・パランチャイ(タイ)は、昨年ルンピニースタジアムが最優秀ジムに選出したパランチャイジムに所属する王者で、今月フライ級王者になったばかり。それ以前にもルンピニーのスーパーフライ級王者、7チャンネルスタジアム、プロムエタイ協会の王座も獲得している、

 日本人選手として現地ルンピニースタジアムで王座に挑戦するのは、昨年12月、ミドル級王座に挑戦したT-98(たくや)以来2人目。

 8月19日には大田区総合体育館で開催される『KNOCK OUT』にて、初代フライ級王座決定トーナメント1回戦で能登龍也と対戦することが決定している大崎。その前に日本人初の偉業を成し遂げることが出来るか。

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●編集部オススメ

・大崎がKO勝ちでLPNJ王座に就いた大会(試合動画あり)

・大崎がWMC日本王座の初防衛に成功

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