【シュートボクシング】海人、タイの切り裂き王者を「ヒジできっちり仕留める」
6月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2018 act.3』のメインイベントに出場する、シュートボクシング(以下SB)日本スーパーライト級王者・海人(20=TEAM F.O.D)の試合前コメントが主催者を通じて届いた。
対戦相手はタイで人気のビッグマッチ『MAX MUAYTHAI(マックス・ムエタイ)』のスーパーライト級王者ジャオウェハー・シーリーラックジム(タイ)。
ジャオウェハーは16年に元SBのエース・宍戸大樹の引退試合の相手を務め、3Rに強烈なヒジ打ちで宍戸をKO。さらに昨年4月には『KNOCK OUT』のリングで、WBCムエタイ日本ウェルター級王者・健太にも3Rに得意のヒジで切り裂いてTKO勝利するなどヒジによる攻撃を得意としている。
海人は「宍戸さんが負けたこともやりたいと思った1つの要因です。シュートボクサーとしても、ジャオウェハー選手にいつかは敵打ちしないといけないというのはありました」と、宍戸の敵討ちをしたいという。
ヒジといえば海人も得意技。今年4月には日本ライト級戦線のトップに君臨するRISEライト級王者・不可思を相手に、ヒジによるカットで4RTKO勝ちを収めたばかりだ。
前戦を振り返って海人は「ヒジというよりも、不可思さんとの試合ではパンチで勝負したかったというのがあったのでパンチを意識していたのですが、距離が近くなって流れ的にヒジが出て斬ることが出来ました。この前の結果でさらに自信が付きました」と語った。
ジャオウェハーの印象を海人は「どれだけ攻撃をもらってもヒジを狙いにいくスタイルが凄いとは思います」と評価し、今回の試合は「自分が一発攻撃を当てても気は抜けないですよね。あのプレッシャーにどれだけ耐えられるかは今回の課題でもあります」と、気の抜けない激戦になるだろうと語った。
ヒジ対決については「ジャオウェハー選手にはスピードでも勝っているので、斬り負けない自信もあります。練習では、ヒジの防御も意識していますし、攻撃の面ではヒジの打ち方のバリエーションの数を増やして仕上げています」と、攻守とものヒジ戦略に自信があるとのこと。
SBのエースとしてますます期待がかかるが「自分が立たされている立場というのは大事なんだなと、凄く感じています。SBを背負っていくと宣言したので、一度だけでも負けてしまうと口だけだと思われてしまうので結果を出していくだけです。11月にはS-cupで65㎏トーナメントが開催されるので今年必ずそこで頂点を獲らないといけません。また2年後に挑戦となると遅いので今年どうしても獲りたいと思います」と、今年のS-cup制覇を宣言した。
最後にファンに向け「今回も最後にヒジでキッチリ仕留めますので応援よろしくお願いします」とシンプルながら力強く勝利を約束した。
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