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【Krush】MMAファイター高木健太が初参戦、大沢文也は中国との対抗戦で日本全勝を宣言

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2018/06/01(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

インの写真パネルを持つ大沢(左)とガオフォンの写真パネルを持つ高木(右)

 7月22日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.90』の記者会見が、6月1日(金)都内にて行われ「日本vs中国・7対7全面対抗戦」の追加対戦カードが発表された。

 -63kg契約で大沢文也(26=TANG TANG FIGHT CLUB)vsジン・イン(20=中国/鄭州順遠ジム/CFP)、-79kg契約で高木健太(32=リバーサルジム川口REDIPS)vsフー・ガオフォン(28=中国/明輝ジム/CFP)の2試合が決定。

旅行に行って日焼けをしたが、目の周りだけ白いためサングラスを掛けてきた大沢

 ライト級に階級を上げて3連勝、38戦目にして初の外国人選手との対戦となる大沢は「僕はこの試合がタイトルマッチの前哨戦だと勝手に思っているので落とせない。相手の試合映像を見て本当に強いなと思っているけれど、サクッと勝つ。前王者の佐々木大蔵選手に負けている選手なので、さすがに負けられないです。普通に勝ちます」とあいさつ。

 3連勝とノッている理由はと聞かれると「去年彼女が出来て、それで階級を上げたら連勝した」と私生活の充実だと答えた大沢だが、「でも、ちょっと前に別れちゃったので、4連勝できるかなって。勝利の女神だったので」と別れてしまったことで不安だという。

インの写真パネルにキスをする大沢

 対戦するインは20歳で20戦のキャリアがあり、2016年の武林風で中村圭介から勝利を収めている。“童顔の殺し屋”の異名を持ち、普段はかわいい顔をしているがリングに上がると狂暴なファイターに豹変するのだという。パンチのテクニックに定評があり、散打出身で速いサイドキックや掛け蹴りを使う。

 大沢は「負傷箇所があるので、まだガッツリ練習は出来ていないんですよね。軽くしかやっていない。試合のことはこれから考える」と準備はこれから整えるというが、「去年も対抗戦をやって負けていますよね? 中国で日本人が試合をしても勝率悪いですよね? 僕は日本人としてそこは悔しいので大和魂を見せつけてやろうと思っています。日本人は強いんだぞってところを見せたい。日本の7人はみんな強いので、中国の選手は分からないけれど日本が全勝しますよ」と、日本チームの全勝を宣言した。

MMAで打ち合い上等の高木(右)がKrush初参戦

 Krush初参戦となる高木はパンクラスで活躍したMMA(総合格闘技)ファイター。2004年レスリング国体フリースタイル66kg級準優勝、2006年全日本サンボ選手権エスポワール74kg級優勝などの実績を持つが、MMAの試合では打撃を得意とし、16勝14敗1無効試合の戦績で16勝のうち14勝がKOだ。

 対戦するガオフォンは15歳で中国武術を始め、19歳で散打に転向。2011年から2016年まで全国武術散打80kg級で6年連続優勝、2016年には世界杯武術散打大会でも優勝している。元中国散打チームの隊長を務めており、中国国家の代表として尊敬を集めているという。プロで2戦して2勝2KO、いずれも1Rでの秒殺KOを収めており、パンチが特に強く左フック一撃で倒す。

16勝中14KOの高木(左)。KO率は驚異の80%越え

 高木は「デビューして10年経つので初心に戻って好きなように暴れてやろうと思い、今回の参戦につながりました」とKrush参戦の理由を語り、「パンクラスのリングからKrushという初めてのリングに上がらせてもらいます。自分は総合の選手ですが立ち技しかやらないので、試合ではキックボクシングという形ではなく、総合の選手が立ち技でやっていることをそのまま持って行こうと思っています」とあいさつ。

 ガオフォンについては「映像を見た限りではカウンターのパンチでダウンを取って倒していた。パンチで来るならパンチで迎え撃って判定決着のない試合をしたい」と、MMAの試合同様に勝っても負けてもKOという試合をすると語った。

<決定対戦カード>

▼日本vs中国・7対7全面対抗戦 -63kg契約 3分3R延長1R
大沢文也(26=日本/TANG TANG FIGHT CLUB)
vs
ジン・イン(20=中国/鄭州順遠ジム/CFP)

▼日本vs中国・7対7全面対抗戦 -79kg契約 3分3R延長1R
高木健太(32=日本/リバーサルジム川口REDIPS)
vs
フー・ガオフォン(28=中国/明輝ジム/CFP)

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