【ONE】DEEPフライ級王者・和田竜光、パンクラス・ランカー松嶋こよみら4名が契約
シンガポールを本拠地にアジア最大規模の活動を展開しているMMA(総合格闘技)団体『ONE Championship』(通称ONE)は、新たに4名の日本人ファイターと契約を締結。同大会を放映するインターネットテレビ局ABEMAより発表された。
新たに契約を締結したのは、まずDEEPフライ級王者として国内フライ級最強の男との呼び声も高い和田竜光(29=フリー)。和田は柔道出身ながら打撃を得意とし、特に相手のふくらはぎを蹴る独特なローキックは破壊力抜群。2013年8月に元谷友貴、2016年6月に柴田MONKY有哉を破り、2度DEEPフライ級タイトルを獲得している。昨年12月29日には『RIZIN』に初出場し、カイ・カラフランスに勝利した。現在8連勝中。
パンクラス・フェザー級3位の松嶋こよみ(25=パンクラスイズム横浜)は、2015年2月に修斗でプロデビューを果たすと空手仕込みの打撃で5戦連続KO勝利し、2015年の修斗新人王を獲得。その強さから“現代MMA(総合格闘技)の申し子”と呼ばれるなど期待のルーキーとして注目を集めた。パンクラスではフェザー級暫定王座決定戦を経験し、4勝2敗の戦績を残している。
下石康太(30=BLOWS)は“西の業師”の異名を持つ、2010年修斗ウェルター級新人王。2016年6月には北岡悟が保持するDEEPライト級王座に挑戦した経験を持つ。2017年から2018年にかけては韓国のMMA団体『ROAD FC』が主催した賞金100万ドル(約1億円)ライト級トーナメントに参戦し、準決勝まで勝ち上がった。
上久保周哉(25=TRY.H studio)は柔道から柔術に転向し、MMAでは7勝1敗1分の戦績を持つ。組み技の強さに定評がある。これまでDEEP、パンクラスなどに参戦してきた。
「ABEMA」と「ONE Championship」は20大会以上に渡る放送契約を締結し、ONE側は「1大会あたり2名の日本人選手出場」を保証。これを受けてONE Championship首脳陣とONE日本アドバイザーの長南亮(TRIBE TOKYO M.M.A.代表)、ABEMAの三者で協議を重ね、新たな参戦候補となる日本人格闘家候補たちをピックアップ、折衝を行ってきたという。今回契約を結んだ4人で、ONE Championshipと契約を結んだ日本人選手は合計14人となった。
多くの選手との交渉が現在も続いており、順次発表される予定だという。ONE Championship CEOのチャトリ・シットヨートン氏は「ONE Championshipにトップレベルの日本人ファイター4人を迎えることになり、嬉しく思っています。日本の格闘家たちは世界の舞台で戦うべき実力とスピリットを備えていると常々思っています。日本のファンの皆様にONE Championshipがどんどん触れていくことに興奮していますし、今後も多くの日本人ファイターと会話をしていきたいと思っていますので、次のプレスリリースを楽しみにしていてください」とコメントしている。
<既に契約下にある選手> 11名
内藤のび太(パラエストラ松戸/ONE世界ストロー級王者)
鈴木隼人(BRAVEジム)
渋谷莉孔
竹中大地(パラエストラ和泉)
今成正和(今成柔術)
藤沢彰博(心技道場)
青木真也(フリー)
朴光哲(KRAZY BEE)
安藤晃司(NEVERQUIT)
山田哲也(しんわトータルコンバット)
V.V Mei(和術慧舟會GODS /RIKIGYM/Team Teppen)
長谷川賢(フリー)
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