【RISE】那須川天心、最強の敵に覚悟「最初から倒しに行く」=公開練習
6月17日(日)千葉・幕張メッセ・イベントホールで開催される『RISE 125』で、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級1位ロッタン・ジットムアンノン(20=タイ)と、RISE世界フェザー級(-57.15kg)王座決定戦を争う那須川天心(19=TARGET/Cygames)が8日(金)千葉県内で公開練習を行った。
試合を9日後に控えた那須川は、タイ人トレーナーを相手にミット打ち1Rとトレーナーを替えてのパンチでのミット打ち1R、計2Rを披露。バックキックにバックスピンキック、スーパーマンパンチといった攻撃を次々と繰り出し、トリッキーでありながらも正確さと威力を感じさせ、決戦へ向けて万全の仕上がりを思わせた。
「(バックスピンなどの大技は)試合を意識しています。やっぱり相手が分からないものだったり、驚かせたり、そういう部分がないと。でもそういうのは普段から練習しているので、問題ないかなとは思います」と那須川。
今回の相手は那須川が“キャリア史上最強の敵”と認めた、2月に対戦したスアキム・シットソートーテーウ(タイ)からダウンを奪って圧勝し、日本へ乗り込んでくるロッタン。那須川は階級を上げての第1戦でスアキムを上回る“史上最強の敵”を迎え撃つこととなる。
「試合のイメージはいろいろ考えてますが、1Rで終わらせるつもりもありますし、5R行くつもりもあります。先日の井上尚弥選手じゃないですけれど、テレビとかそういうことを考えず、最初から倒しにいこうと思います。最初から倒しに行かないとダメだと思います。もうチャンスがなくてもチャンスを作りに、一瞬を掴み取りに行きたいです」
試合へ向けて、4月に武者修行を行ったシンガポールEVOLVEジムから2人のタイ人トレーナーが来日。勝利へ向けて那須川をバックアップしている。そのうちの1人であるノラシンはマススパーで相手を務めることもあり、得るものが大きかったと那須川はいう。
「ノラシンはロッタン選手に凄くタイプが似てるので、マスですごく感覚が掴めて、いい練習になっています。仮想ロッタンで動いてくれて、すごく気づく点がありました。結構たくさんありますね」
過去最強の相手、そして世界王座の懸かる一戦ということで那須川のモチベーションは最高潮。その意気込みを次のように語る。
「気合いの入り方が違います。毎試合毎試合モチベーションを変えないで、みんな同じぐらいのモチベーションでやってるつもりなんですけれど、なんか自然的に気持ちが上がっています。初めての幕張メッセの大きな大会っていうのもありますし、(RISEで)初めての世界のベルトっていうこともありますし。
ここで(ベルトを)持っていかれてしまったら、RISEの世界(王座)を作ってもらった意味がないと思うので、絶対日本に持ち帰って、一番いい試合だった、RISEってスゲぇ、って思われたいです」
過去最強の相手に過去最高のモチベーションで臨む那須川。最強の敵撃破と世界王座奪取はなるか。
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