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【修斗】MVP&ベストバウトの佐藤将光に「武士道」持つ米国選手が挑戦

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2018/06/10(日)UP

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佐藤(左)vsグリムズリー(右)のタイトルマッチが決定

 7月15日(日)東京・後楽園ホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦』の追加対戦カードが発表された。

 修斗世界バンタム級王者・佐藤将光(坂口道場一族)が、同級2位トリスタン・グリムズリー(アメリカ)を挑戦者に迎えて初防衛戦を行う事が決定。

 佐藤は昨年10月『RIZIN』にも参戦した石橋佳大を破り同王座を獲得し、修斗の年間表彰においてMVPとベストバウトのダブル受賞を果たした。しかし、今年初戦となった1月の齊藤曜戦でまさかの判定負け。齊藤に終始、寝技で押され完封された。

石橋(右)との大激闘を制しベルトを巻いた佐藤(左)

 今回はその屈辱を味わって以来、約6ヶ月ぶりの再起戦にして、初防衛戦となった。捲土重来を期す佐藤は「修斗世界チャンピオンとしての強さを見せ、しっかりとした形で勝利し、失った信頼を取り戻します」と決意のコメントを残している。
 
 一方、挑戦者グリムズリーは1年3カ月ぶりの修斗参戦。初来日となった昨年4月の岡田遼戦では、岡田の打撃に苦しめられながらも、最後は一瞬の隙をついたスリーパーホールドで一本勝ち。試合前に「私の夢は日本で試合をし、自分の中にある“武士道”をお見せすることです」と話していた通り、試合を諦めない”武士道”を見せた。この勝利で世界ランキング入りし、王座挑戦権を獲得。

岡田(上)をスリーパーホールドで絞め上げるグリムズリー(下)

 この試合に向けて、グリムズリーは「再び日本で、そして修斗で自分のファイティングスピリッツをお見せ出来る機会を与えて頂いた事を大変光栄に思います。是非とも歴史ある修斗のベルトをアメリカに持って帰りたいです。今から試合がとても楽しみです」とコメントを残しており、モチベーションは高い。
 
 佐藤は修斗王座の海外流出を防ぐ事ができるのか。それとも”青い目のサムライ”グリムズリーが修斗2戦目で世界王者となるのか。真夏の後楽園ホールに相応しい世界戦となった。
 
<決定対戦カード> 

▼修斗世界バンタム級タイトルマッチ 5分5R
佐藤将光(坂口道場一族/王者)
vs
トリスタン・グリムズリー(アメリカ/同級2位/挑戦者)

▼ストロー級 5分2R
木内崇雅(和術慧舟會GODS/同級世界7位)
vs
本田良介(CAVE/2017年フライ級新人王)

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●編集部オススメ

・佐藤が石橋との大激闘を制し世界王者となる

・初来日のグリムズリーが実力者・岡田に大逆転の一本勝ち

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