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【RISE】那須川天心、最強の敵ロッタン攻略に自信「問題ない」

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2018/06/13(水)UP

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那須川(左)の左ストレート。今まで何度もこのパンチでカウンターをとり、ダウンを奪ってきた

 6月17日(日)千葉・幕張メッセ・イベントホールにて開催される『RISE 125』で、ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級1位ロッタン・ジットムアンノン(21=タイ)とRISE世界フェザー級(-57.15kg)王座の初代王者決定戦を争うことが決まっている、神童・那須川天心(19=TARGET/Cygames)のコメントが主催者を通じて届いた。
 
 世紀の大一番が近付いてきた。事前のインタビューで「過去一番強い相手。試合後、どうなっていても構わない」とコメントするほど、那須川はこのロッタン戦が重い一戦だと捉えている。

アグレッシブなファイタータイプだというロッタン。風貌からして強そうだ

 3月のタイでの試合で、ロッタンは那須川でさえダウンを奪えなかったムエタイの強豪中の強豪スアキム・シットソートーテーウ(タイ)からダウンを奪い、KO寸前まで追い込んで勝利。5月には”日本ムエタイ界の至宝”梅野源治に勝っているロートレック・ジャオタライトーン(タイ)にも完勝している。
 
 そんな”本物中の本物”を迎え撃つ那須川は、5月にタイの名門ゲオサムリットジムに行ったと言い、「ロッタンの話も聞きました。『ロッタンは左フックでリズムをとってくるから気を付けろ』というアドバイスをもらいました。(ロッタンと戦うと聞いたジムの人たちの反応は?)タイだったら5本の指に入るほど強い選手ですからビックリしていました。いま一番勢いのある選手だと思います。
 

ロッタンとの世界タイトルマッチまであとわずかとなった天心

 でも、天心だったら大丈夫、という感じでしたね。トレーナーからは具体的なアドバイスも貰いました。TEPPEN GYMのタイ人トレーナーが言っている事とほぼ一緒でした」と、ロッタンの左フックに気を付けるようアドバイスを貰ったという。

 ロッタンはムエタイの主武器である左ミドルとヒザ蹴りがベースというわけではなく、場合によってはパンチやローキックを多用する、今のムエタイを体現するムエタイ選手だが「そうなんですよね。だから逆に波長は合う。自分の距離で戦うことが今回の課題かなと思います。ロッタンの仕掛けはまあまあ予想できます。対処は問題ない。自分はロッタンのフックに対してカウンターのストレートを合わせることを考えています。

那須川が試合で度々出す、手をマットに付けてのハイキック

 どんなルールでもクセは出てしまうもの。しかも、ロッタンは左フックで試合を作っていくタイプじゃないですか。左フックを使わないということは出来ないでしょう」と分析した那須川。

 そして「ぶっちゃけ、3Rだったら余裕で勝てると思います。でも、今回はタイトルマッチなので5R。体力や体重的にはロッタンの方が有利だと思います」とフィジカル面で不利だと話し、「自分は通常体重が61㎏くらいなので、まだ55㎏級の体だと思う。来年までにしっかりとフェザー級(-57.15kg)の体を作っていきたい。
 
 トレーナーからは『体では勝てないけど、それ以外で勝てるところがたくさんある』と指摘されています」と、タイでは普段スーパーフェザー級(-58.97kg)で試合をしているロッタンに体格では劣るが、それ以外の武器で勝つ、とした。

 RISE初の世界王座が懸かっているという部分については「(王座の権威は)あとからついてくるものだと思うけれど、そこは意識せざるをえない。自分は最終的にはRISEのベルトさえあればいい。自分が初めてRISEの世界王座のベルトを巻くことで、RISEの価値がさらに上がればいいですね」と、RISEをさらに上のステージに押し上げたいと語った。

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・那須川天心にロッタンが要求「逃げてばかりではなく向き合った戦いをしよう」

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