【RISE】HIROYA、新舞台で”喧嘩番長”高谷裕之の「心を折る」
6月17日(日)千葉・幕張メッセ・イベントホールにて開催される『RISE 125』に出場する初代Krush -65kg級王者HIROYA(26=TRY HARD GYM)の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。
対戦相手はMMA(総合格闘技)ファイターの第2代DREAMフェザー級王者・高谷裕之(41=FIGHT FARM)。23勝のうちKO率は60%以上というストライカーだ。
HIROYAは昨年4月、K-1での大和哲也戦以来の試合。MMAファイターとは、2015年末の『RIZIN』で西浦“ウィッキー”聡生と対戦しており、その時は右フックでKO勝ち。豪快なパンチと重いローが武器だ。
今年のK-1との契約トラブルでTRY HARD GYMがフリーになる際には、代表代行であるHIROYAが前面に立って活動していた。代表代行としてHIROYAは「最近何試合かジムメイトはいい結果を残していない。それでSNSで僕は『自分が絶対いい結果を出して流れを変えてやる』と書き込みました」とジムを背負う覚悟。
「もちろん今でもそういう気持ちを持っているけど、戦う舞台が変わって髙谷裕之という偉大な選手とやる。舞台が変わっても自分の中で戦うことに対する気持ちに変化はないので、本当に目の前の相手を倒す。それだけですね」と勝利の決意だ。
4月の会見で高谷は「真正面からぶっ倒すだけ」とコメントを残しているが、HIROYAは「高谷選手らしくて気持ちがいい。僕もズルい手を使ってということは絶対したくない」と好意的に受け止める。「だからといって髙谷選手が打ち合ってきても真っ向勝負するかと聞かれたらそうではないかもしれない。まあ、そういうところも含めて面白い展開になるんじゃないですか」と必ずしも真っ向から打ち合うとは言えないとも話す。
試合の組み立ては「具体的にこんなふうに戦うというのはそんなに細かく考えていない。でも、どのパターンでも倒せるような状況を作って、最後はKOで仕留めたい」とKO勝利することは決めているようだ。
高谷は”千葉の喧嘩番長”の異名を取り、アグレッシブな試合を身上とする。「今まで喧嘩屋みたいなタイプと戦った経験はない。でも、そういう選手を気持ちの部分でどうにもさせなくしたい。ローキックを効かせることができたら、いくら気持ちが強くても立ち続けることができない」と、フィジカルから気持ちを折っていくつもりだ。「髙谷選手の心を折ることはかなり難しいと思うけど、そこを目指したい」と激闘を宣言する。
ファンに向けては「15歳の時からK-1に出ていたHIROYAの存在を知っている人もいると思うけど、今回いろいろあってRISEという新しい舞台で戦わせていただくことになりました。なので昔のHIROYAというフィルターを通してではなく、今のHIROYAを通して見てもらいたい。1からのスタートのつもりでリングに上がります」と、新しいHIROYAを見てほしいとアピールした。
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