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【RISE】町田光、チャンヒョンに「劣等感など全てをパワーに変えぶつける」

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2018/06/14(木)UP

郷州征宜(右)を打ち合いで下がらせREBELS王座を防衛した町田

 6月17日(日)千葉・幕張メッセ・イベントホールで開催される『RISE 125』に出場するWPMF世界スーパーフェザー級王者・町田光(30=橋本道場)の試合直前インタビューが主催者を通じて届いた。

 町田は居合い抜きの動作を応用した必殺技“居合パンチ”をはじめとする数々の必殺技で人気を呼び、INNOVATION、REBELSなど複数の団体で人気者に。現在はKNOCK OUTを主戦場として、昨年12月には大月晴明にハイキックでKO勝ち。しかし、今年2月にはNKBライト級王者・高橋一眞に敗れて今回が再起戦となる。

 対戦相手のチャンヒョン・リー(25=韓国)は“韓国の鉄拳”の異名を持つ強打者。2012年のK-1 GLOBALで梅野源治と対戦し、右ストレートでダウンを奪って梅野に黒星を付けた(現在でもタイ人以外では唯一の黒星)。
 今年7月にはRISE三階級制覇・裕樹をKOで撃破、11月には野辺広大を破りRISEスーパーフェザー級王座を奪取した。しかし、リーも今年2月大会で減量の失敗もあってK-1 GLOBAL世界トーナメント-65kg級優勝者・秀樹に敗れ、今回が再起戦に。

K-1ルールで梅野源治をダウンさせたリー

 そのリーの印象を町田は「野辺選手、裕樹選手、梅野選手といった選手との映像を見て強いなと。僕が今までに対戦した相手と比べてもナンバーワンといえるぐらいのハードパンチャーですね」とリーの強打を警戒。
 
 同じ階級で活躍する同士、いつか対戦するかもしれないという予想は「あるかもな?というぐらいであっても、当分先のことなのかなと。ここでやるとは思ってもいませんでしたね」と予想外だった。だが「秀樹選手には今年2月に敗れてますが、日本人トップ選手が次々倒されていて僕が勝ったら美味しいです。僕が勝つことで大きいものが得られるのでモチベーションはものすごく高いです」と、強敵リーは美味しい相手と認識。

昨年12月には爆腕・大月晴明をハイキックでKO

 今回の試合テーマは「“殺気を出して怖い町田光を出す”です」とのこと。「もの凄く怖い相手ですが、逆に僕が怖い存在になっていかに下がらせるか。チャンヒョンを下がらせることが出来たら僕が勝てると思います」と、抜き身の刀さながらの殺気で勝負するつもりだ。

 似たような心境は「(15年7月の)REBELS 60kg級タイトルマッチで郷州力(=郷州征宜)選手と対戦した時と同じですね。僕の殺気で郷州選手を後退させることがキーポイントでした」と、現在Krush王者である郷州戦を挙げる。

「すべてをぶつける」と誓う町田

「基本的に、今回の試合ではブロッキングが重要だと思います。いかに硬いブロッキングを作った上で僕の感情、想いを爆発させるかがキーポイントなんです。僕が試合で失敗したときは、相手を冷静によく見て戦ったり、自分のペースが作れなかったときです。もっと熱くなって、もっと自分の感情を爆発させて、今までの劣等感だとかのいろんな想いを全てパワーにして戦った時の方が人の心に届くと思います」と、全ての想いをパワーに変えて戦うと語った。
 
 様々な必殺技を開発してきた町田だが、今回新たに用意した技は「ないですね。僕の全てをぶつけるだけですね」と強敵に自分の全てをぶつけ勝負する。

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●編集部オススメ

・町田、郷州との激戦制し2度目の防衛に成功

・梅野源治からダウンを奪い勝利したリーの試合

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