【RIZIN】高田延彦本部長が矢地祐介をメインに指名「名古屋城が揺れるような試合したい」
8月12日(日)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催される『RIZIN.12』の記者会見が、6月20日(水)都内にて行われた。
対戦カードが発表され、選手がコメントしていく中、矢地祐介(28=KRAZY BEE)の番になると高田延彦RIZIN統括本部長が“待った”をかけた。
高田本部長は「まだ正式に名古屋のメインが決まっていません。ここで思い切ってRIZINでの実績を踏まえ、期待も含めて、名古屋のメインは矢地祐介に託したいと提案させていただきたい。出来ることなら迷わずに、この場でイエスの返事を宣言してもらいたいです」と、突然のメインイベント指名。
それを受けて矢地は「急でビックリしていますが、大きい舞台でメインをはらせてもらえるのはとても光栄なことなので、自分がしっかりメインとして役割を果たしたいと思います」と、大役を引き受けると返答した。矢地はRIZINで初のメインイベント。
矢地は2009年4月にプロデビューし、2012年11月に修斗環太平洋ライト級王座、2015年にはグアムの『PXC』でフェザー級王座を奪取。RIZINには2016年末から参戦し、ダロン・クルックシャンクや北岡悟にTKO勝ち、昨年大みそかにはあの五味隆典と激闘を演じて一本勝ちし、5月大会ではディエゴ・ヌネスにも勝利して5連勝。
今回の対戦相手ブルーノ・カルバーリョ(36=ブラジル)は、矢地を最も苦しめたディエゴ・ヌネスのチームメイトであり、ヴァンダレイ・シウバが“矢地狩り”に推薦した第二の刺客。18歳でムエタイを始め、日本でも活躍したアンドレ・ジダにも勝利、ムエタイ戦績は27戦無敗をマーク。2009年12月にMMA(総合格闘技)デビューし、日本の『DREAM』やアメリカの『ベラトール』に参戦。2011年7月以来の来日となる。
カルバーリョは「俺はブラジルで一番のストライカー(打撃主体の選手のこと)が集まるイヴォルカオ・タイチームのアスリートだ。矢地、俺は8月12日にお前を破壊する。俺はブラジルで最も残虐で化け物みたいな連中と毎日練習している。彼らへの土産はお前の首だ」と、挑発的なコメントを寄せた。
これを受けて矢地は「またブラジルの選手で物騒なコメントを発していたので、自分もしっかり対策を練ってメインイベンターらしい試合をしたい。自分でお祭り男と言っているし、盛り上げて会場を沸かせるのが自分の役割なので、名古屋城が揺れるような試合をしたいと思います」と、名古屋でも“矢地祭り”で盛り上げたいという。
メインイベント抜擢については「相手は物騒な感じで怖いんですが、打撃の選手なので激しい攻防をしてて、手に汗握る戦いをしたうえで勝つ。しっかり盛り上がる試合をしたいと思います」と、激闘で締めくくると意気込みを語った。
<決定対戦カード>
▼RIZIN MMA特別ルール 70.0kg契約 5分3R
矢地祐介(28=KRAZY BEE)
vs
ブルーノ・カルバーリョ(36=ブラジル)
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