【RISE】ピーター・アーツ「那須川天心の試合は素晴らしかった」
6月17日(日)千葉・幕張メッセ・イベントホールで開催されたキックボクシングイベント『RISE 125』に、“K-1ヘビー級の帝王”ピーター・アーツ(47=オランダ)が訪れた。
アーツは愛弟子であるオランダ・ヘビー級王者“Strek”バダ・フェルダオス(21=オランダ)のセコンドとして来日。前日の記者会見では「「彼はビッグハートでとにかく強い。ハードな練習をいっぱいしてきたし、ピーター・アーツと同じく止まらないし、ギブアップしない」とフェルダオスを紹介したが、その言葉通りとなった。
フェルダオスは9連勝のシュートボクシング日本ヘビー級&RISEヘビー級王者・清水賢吾(34=極真会館)に序盤から打ち合いを仕掛け、左フックでダウンを奪うと最後はパンチの連打で2度のスタンディングダウンを奪い、1R2分52秒でKO勝する衝撃日本デビューを飾ったのだ。
アーツは「バダは思った通りの結果でした。清水も強くて、エキサイトな試合が出来てよかったです。パーフェクトな試合が出来てよかった。大きな大会にまた連れて来たいです」と試合を振り返り、「今まで日本のキックボクシングの大会をたくさん見てきましたが、RISEは全部がハイレベルで選手たち全員がアグレッシブでレベルが高くて素晴らしい試合でした」とRISEのイベントを高く評価。
伊藤隆RISE代表は「バダはアーツさんの弟子ということでいい選手でした。オランダでは中堅より下の選手だと思いますが、これが日本のヘビー級の現実です。清水選手にはここから盛り返して欲しい。バダも今後定期参戦してもらって、RISEで磨いていきたい」と、日本人ヘビー級選手の奮起を促すとともに、フェルダオスを育てていきたいとコメント。
アーツは「バダは誰とでも戦います。相手は誰でもいい」とし、ほかにも日本で戦わせたい選手がジムにいるという。また、昨年8月に日本でアマチュアの試合を行った長男と長女に関しては「もちろん日本で戦って欲しいけれど、子供たちはまだ日本で試合が出来るレベルではないね」と、日本デビューはまだまだ先だと話す。
また、同大会のメインイベントでルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級1位ロッタン・ジットムアンノン(21=タイ)と激闘を演じた那須川天心(19=TARGET/Cygames)について聞かれると、「あの試合は素晴らしかったです。天心はキックボクサーとして素晴らしい仕事をした。天心はパーフェクトに綺麗なパンチとキックを出していて、強かったです」と那須川を絶賛した。
●編集部オススメ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】