【Krush】覇家斗がベルト獲得に向け、復帰の安保にKO宣言
打ち合いを得意とする覇家斗(右)
6月30日（土）東京・後楽園ホールで開催されるキックボクシングイベント『Krush.89』に出場する、米国に本部を置くキック団体・UKFの日本ライト級王者・覇家斗（27＝はやと/K-1ジム・ウルフ）の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。
覇家斗は2016年10月からKrushに参戦し、島野浩太朗や闘士といったKrushトップファイターから勝利を収めている。
相手の安保は2017年5月に8戦無敗で王座に就いて注目を浴びたが、同年10月の初防衛戦で郷州征宜に敗れて王座を失った。その後、所属ジムとK-1グループ（Krushも加入）との契約トラブルにより出場停止となっていたが、独立し8カ月ぶりの再起戦となる。
今年3月、闘士を1RKOした覇家斗
覇家斗は対戦相手の安保について「もう戦うことはない選手だと思っていたので驚きましたね。まさかの相手だったんですけど、ちょっと嬉しいですね。自分の中でKrushチャンピオンになるため、上に行くために倒さないといけない相手が2人いると思っていて、その一人が安保選手なんですよ。だから安保選手ともう一人を倒して、ベルトという形を手に入れられたらいいなと思います」と、狙いの相手と対戦できて嬉しいという。
今回の試合の展開について「自分がK-1・Krushで負けた試合はテクニシャンタイプ、でもその壁を崩さないといけないと思ってるので、いかに自分のリズムに持っていくか」と、テクニシャンの安保に負けず自分のリズムで行きたいと話した。
さらに覇家斗は「Krushのベルトを獲らないと人生終われない。これから先は1試合、1試合負けたら終わりぐらいの覚悟でやっていく。その安保選手を倒し合いの試合に持ち込んで、KO決着の試合にしたいです」と、ベルトを獲るためにもKO決着すると宣言した。
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