【Krush】元王者・安保璃紅、王座奪回に自信あり「技術では自分の方が上」
6月30日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.89』の第6試合で、覇家斗(はやと/27=K-1ジム・ウルフ/UKF日本ライト級王者)に判定3-0で勝利した、安保璃紅(あんぽ・りく/20=team ALL-WIN/元Krushスーパー・フェザー級元王者)が試合を振り返った。
安保は昨年5月に、8戦無敗でKrushスーパー・フェザー級王座に就いて注目を浴びたが、同年10月の初防衛戦で郷州征宜(ごうしゅう・まさのぶ)に敗れて王座を失った。その後、当時所属ジムだったTRY HARD GYMがK-1グループ(Krushも加入)との契約トラブルにより出場停止となっていたが、独立し大阪で兄・瑠輝也(るきや)とともに自分たちのジム『ALL-WIN GYM』を設立。再びK-1グループと契約し、約8カ月ぶりに復活した。
安保は試合を振り返り「欲を言えばKOしたかったし、KOを見せたかったと心の底から思っています。でも新しいチームとして大きな一勝をあげられたことは嬉しいです。(久々のKrushのリングはどうだった?)いい具合の緊張感で出来たし、Krushは最高だなって思いましたね。
試合をするのが久々だったんで、自分の中で“試合を楽しむ”というテーマを決めていて、それがマジで出来たなって思います。ラウンドを重ねるごとに試合が楽しくなっていて、僕はうる覚えなんですけど、インターバル中にセコンドに『見とけよ』と言ってたらしいです(笑)。自分はスイッチが入ったら、そうなっちゃうんですけど、それも自分の良さだと思うし、そういう試合を見せられなかったなと思います」と、試合は楽しめたがKO出来なかった事に悔しさを滲ませる。
対戦した覇家斗については「フィジカルも気持ちも強くて、なかなか倒れてくれなくて。そこは自分の課題でもあったと思うし、すごく(覇家斗の気持ちが)伝わってきました」と語り、戦いを通じて感じるものがあったという。
メインイベントでは以前、自らが保持していたスーパー・フェザー級タイトルマッチ(王者・郷州vs挑戦者・島野浩太朗)も行われたが、その試合の感想を聞かれると「まさにKrushという試合でしたね。気持ちの入った試合。めちゃくちゃいいものを見せてもらいました。でも、あそこに僕が入ったら面白いと思います。
(新王者・島野の印象は?)自分は郷州選手に負けているんですけど、その郷州選手に勝ってチャンピオンになった島野選手は凄く強いと思います。実際にやってみないと本当の強さは分かりませんが、見てもらっても分かる通り、技術では自分の方が上だと思っています。勝負するところの違いで結果が変わってくると思いますが、全然(島野に勝つ)自信はあります」と答え、王座奪回に自信満々。
そして「自分はまだK-1に出たことがないので、K-1に出たいと思いますし、もっと目立って安保璃紅という存在をたくさんの人に知ってもらいたいです。今回の勝利は僕たちのチームにとって大きな勝利でしたが、もっともっと上を目指していくので応援よろしくお願いします」と意気込んだ安保。
また、格闘技以外でアピールしたい事はあるか、と聞かれると「ベストボディ・ジャパン(健康的な肉体美を競うコンテスト)に出たいです。トレーナーさん曰く、僕は筋肉の付き方が綺麗らしくて『いけるんじゃないかな?』と。今回、減量方法や食べるものも考えて楽に体重を落とせて、ボディメイクも楽しいなと思うようになりました。だからチャンスがあったらコンテストにも出てみたいです(笑)」と意外な目標を打ち明けた。
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