【ベラトール】新旧K-1王者対決のペトロシアンとアラゾフ、前日計量で静かに火花
7月14日(土・現地時間)イタリア・ローマのイル・セントラーレ・リブ・ローマで開催されるキックボクシングイベント『Bellator Kickboxing 10』の前日計量が、13日(金・同)に行われた。
アメリカのメジャー総合格闘技団体『Bellator MMA』のキックボクシング部門として設立され、2016年4月にイタリアで第1回大会が開催された『Bellator Kickboxing(ベラトール・キックボクシング)』。第10回の節目となる今大会では、ジョルジオ・ペトロシアン(32=イタリア)vsチンギス・アラゾフ(25=ベラルーシ)の新旧K-1王者対決という、ファン待望のカードがセミファイナルで実現することになった。
計量はペトロシアンが69.4キロ、アラゾフが69.5キロで、ライト級規定の65.8〜70.3キロをそろって一発クリアー。ともに引き締まった肉体と表情で万全の仕上がりをアピールし、フェイスオフの際にはしっかりと互いの目を見据えながら静かに火花を散らした。
ペトロシアンは卓越したテクニックで『K-1 WORLD MAX』の世界トーナメントを2009年と2010年に連覇。2012年から参戦した『GLORY』でも、現フェザー級王者ロビン・ファン・ロスマレンやムエタイの強豪ファビオ・ピンカから勝利を収めるなど活躍した。Bellator Kickboxingには2016年12月の第4回大会から参戦している。
一方のアラゾフは昨年6月に『K-1 WORLD GP』の第2代スーパー・ウェルター級(-70kg)王座決定トーナメントで優勝。1回戦で中島弘貴、準決勝でジョーダン・ピケオー、決勝で城戸康裕を破り、圧倒的な破壊力を見せつけた。今年3月には日菜太の挑戦をKOで退けて初防衛にも成功。今回、満を持してBellator Kickboxingへの初参戦を果たすとともに、新旧K-1王者対決での勝利を目指すこととなった。
キャリアの円熟期を迎えたペトロシアンと成長著しいアラゾフ。ファン待望のビッグマッチを制するのは果たしてどちらか。
なお、当初の発表では両者が初代Bellator Kickboxingライト級王座を争うとのことであったが、今回の試合はタイトルマッチではなく通常のワンマッチでの実施となっている。
Photo by Bellator/Lucas Noonan
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